2016年も残りわずか。そこで今回は、今年「繊研プラス」に掲載されたニュース記事の中から、アクセス数の多かった記事のトップ50をピックアップしました。新年を前に2016年を振り返るもよし、お正月休みの暇つぶしにするもよし。ぜひチェックして、思い思いに楽しんでいただければ幸いです。
(タイトルか画像をクリックすると該当記事にリンクします。計測期間は16年1月1日~16年12月16日)
1位 胸の大きい女性のための通勤服、話題に
1位は、胸の大きい女性に向けた通勤服「ハート・クローゼット」にフォーカスした記事でした。イラスト製作等の会社を経営する女性起業家が自身の経験を踏まえて始めた事業で、クラウドファンディングでプロジェクトを発表したところ、わずか2時間でチケットは完売、メディア掲載は内外で200社を超えるほど注目を集めていました。ニュースアプリの「スマートニュース」に掲載されたことに加え、もともとネット上で注目度の高いネタだったこともあり、これまでにない勢いでアクセスが伸びました。
2位 ユニクロ、暖かさ2倍のヒートテック発売
2位はユニクロが機能性インナー「ヒートテックウルトラウォーム」(超極暖)を、19日から国内の店舗とオンラインストアで発売するというニュース。通常の「ヒートテック」の2倍強暖かい商品で、寒冷地方や極寒の状況で作業する人向けに開発したもの。12月に掲載された記事ながら年間ランキング2位に入るあたり、さすがユニクロという感じでしょうか。
3位 山一、オリジナルキャリーケース好調
3位の「山一、オリジナルキャリーケース好調」は、同社の破産申請がネットニュースになり、2年前の記事が掘り起こされた形でランクイン。ヤフーニュースからの流入が多かっただけでなく、同社の情報を探すユーザーによる検索での流入が今も根強くあります。
4位 スノーピーク流“熱狂”の作り方
キャンプ用品メーカーのスノーピークが行っているキャンプイベント「スノーピークウェイ」の密着記事が4位に。1998年から開催。部長以上の会社幹部全員が参加するイベントで、なんとユーザーと寝食を共にすることで絆を強めるというもの。ブランドにとって、商品を長く愛してくれる顧客を作り続けることは永遠のテーマ。〝スノーピーカー〟と呼ばれる熱狂的なファンを持つ同社の顧客との向き合い方を杉江記者が取材しました。
取材記者のブログもどうぞ⇒密着!スノーピークウェイ
5位 ロンハーマンの心地よい空気感、三根氏に聞く
2016年の元旦号から、サザビーリーグ執行役員三根弘毅さんへのインタビューがランクイン。モノだけでは売れない時代に、ロンハーマンは心地よい空気感で人を惹き付けています。他が追随できない店作りは、どこからくるのか。多くの読者の注目を集めました。
6位 SNSだけの受注生産で1億円突破
“短パン社長”としてお馴染みの、ピーアイ(東京)の奥ノ谷圭祐社長が手掛けるオリジナルのメンズ「ケイスケオクノヤ」のニュースが堂々の5位に。SNS(交流サイト)のみでの情報発信が特徴である同ブランドの話題だけあって、フェイスブックやツイッターなどからの流入がアクセス数を増加させました。
7位 アパレル企業倒産、300件超え
7位は、アパレル企業の倒産件数に関するデータもの。ネットのニュースは数字の入ったタイトルがヒットすることが多く、その事実が示すインパクトも大きかったようです。発表元の帝国データバンクによると、300件超えは、東日本大震災の影響のあった11年度以来4年ぶり。
8位 インテグラル、業績悪化のイトキンを支援
今年、ファンドによる買収、新経営陣発表が相次いだ、イトキンの話題がランクイン。大手・上場アパレル企業を取り巻く環境は厳しくなり、大半の業績が低迷しています。イトキンだけでなく、各企業がどのように構造改革を進めていくのかは業界内外で注目を集めています。
9位 イオン、ブラックフライデーに「衝撃価格」
今年から導入する企業が増え始めたブラックフライデーに関する話題。「衝撃価格」という打ち出しもインパクトがありました。こちらも「スマートニュース」に掲載されたことで、幅広い層に読まれました。
10位 売れてる「ジョンブル」イージーパンツ
ジーンズカジュアルメーカー、ジョンブルの「ジョンブル」の商品ニュースが10位に。「スマートニュース」での掲載をきっかけに、ツイッターで拡散しました。リネン、リラックス、ストレッチというキーワードが消費者にはまったようで、「これほしい」といったコメントが寄せられました。
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2016年、読まれたニュース11~20位
2016年、読まれたニュース21~30位
2016年、読まれたニュース31~40位
2016年、読まれたニュース41~40位