SNSだけの受注生産で1億円突破

2016/09/23 05:00 更新


 レディスアパレルのピーアイ(東京)がSNS(交流サイト)のみを使って販売するメンズのオリジナル「ケイスケオクノヤ」が好調を続けている。立ち上げから2年が経過、9月発売の18型目となるパックTシャツで、購買者の実数は1500人を超え、累計売上高は約1億1000万円となった。

 立ち上げ時は「知り合いが初めだけ買い、長くは続かない」などと言われたが、しっかりとした物作りと「〝誰から買うのか〟のつながりの経済」を実証しているようだ。

 企画は奥ノ谷圭祐社長が自分が着たいと思う服を製作し、奥ノ谷社長のフェイスブックやインスタグラム、ブログのみで情報を発信する。販売は完全な受注生産。毎回、300人を超える注文があるが、原価率50%で国内の協力工場と取り組む物作りで、大量には生産しないため購入できない人もいる。

ケイスケオクノヤ
16、17弾のポロシャツと短パン。日々の発信力で、コミュニティーを広げる

続きは繊研新聞で



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