【パリ=小笠原拓郎】26~27年秋冬パリ・ファッションウィークは、実力派ブランドのショーが相次ぐ。西洋の伝統的な服作りを背景にしたコレクションの一方で、コムデギャルソンはそれとは異なる方向性の美しさが確かにあることを証明してみせた。
(写真=大原広和)
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いびつな形のブラックドレスが静かにたたずみながら、その美しさを見る者に投げかける。コムデギャルソンは改めて、黒に立ち返った。ジョーゼットにたっぷりのギャザーを取ってドレープを作り、それを曲線のいびつなフォルムのドレスへと作り上げる。斜めにゆがんだ黒のドレスが、真っ黒なのにもかかわらず、なぜかクリムトの絵画のような輝きを放つ。
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