連載

《時代の変化を捉えるTTS26年春夏㊤》目立つ新規や海外の来場者 輸出に向けた差別化提案も

2025/05/29NEW!

 5月14~16日に東京都立産業貿易センター浜松町館で開かれたテキスタイルビジネス商談会の東京テキスタイルスコープ(TTS)26年春夏は、会場が変わったこともあり、多様な素材を求める新規や海外からの来場者が目立った...

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ヘラルボニーの異彩が開く世界㊤ 創造性で福祉の枠を超え、売上高は3年で8倍に

NEW!2025/05/29

 ヘラルボニー(盛岡市)が事業を拡大している。知的障害のある作家とライセンス契約を結び、アート作品として正当なロイヤルティーを払う新しいビジネス領域を開拓してきた。売上高はこの3年で8倍になり、25年6月期には18...



《素材メーカー・商社の25年3月期決算分析④》紡績㊦ クラボウ、シキボウが繊維黒字化

2025/05/28

 紡績の繊維事業は前期から一転して損益改善が目立った。付加価値の高い独自商品の拡販や価格改定の成果が表れ、クラボウとシキボウは黒字転換した。ただし、国内のアパレル市況の低迷を背景に、国内ビジネスの苦戦が目立つ。【関...



《TTSにみる26年春夏テキスタイル㊦》加工、他素材との併せ使いで天然繊維に付加価値

2025/05/27

 引き続き注目が集まっている天然繊維。東京テキスタイルスコープ(TTS)26年春夏では、春夏向けで特に引き合いが多い麻や綿に加え、シルクの提案も目立った。天然繊維を使うだけでなく、ラメ糸や箔(はく)プリントによる光...



《選ばれる企業のブランディング⑦》従業員が変わる、「語る機会」と「称える文化」

2025/05/27

 労働市場でブランディング向上を図るには、「診断→策定→変革」の三つのステップを踏むことが重要だ。自社の従業員に向けた社内労働市場ブランディング(インナーブランディング)を焦点に、「変革」のポイントをお伝えする。【...



《素材メーカー・商社の25年3月期決算分析③》紡績㊤ 半導体関連など非繊維で成長

2025/05/27

 紡績の25年3月期連結決算はおおむね堅調だった。各社は重点事業で着実に収益を伸ばした。とりわけ半導体関連が好調だった。繊維事業はクラボウ、シキボウが付加価値の高い商品の拡販や価格改定などにより損益が改善し黒字転換...



《TTSにみる26年春夏テキスタイル㊤》涼やかな表情、軽さをまとう

2025/05/26

 5月14~16日に開催したテキスタイルビジネス商談会の東京テキスタイルスコープ(TTS)26年春夏は、プリントや加工で視覚効果を出した薄くて軽い素材が目立った。独自技術で表面に変化を加えたテキスタイルが一堂に会し...



《クリエイティビティーの本質に向き合うここのがっこう㊥》世界を目指す強いエネルギー

2025/05/26

 SNSが浸透する前の10年代前半は、クリエイションの美しさを純粋に競う舞台として欧州のファッションウィークが機能し、デザイナーブランドへの憧れが世の中にあった。ここのがっこうの初期の生徒たちには「そこで勝負したい...



《香港「ファッション・インスタイル」報告㊦》ファッションの楽しさを発信 日本から3社が初出展

2025/05/26

 香港で開催されたファッション関連の合同展示会「ファッション・インスタイル」(香港貿易発展局主催)には、日本から3社が初出展した。海外市場開拓に向け、予想以上に大きな手応えを得た企業もある。(坂入純平)【関連記事】...



《ミラノ・デザインウィーク2025㊦》日本のブランドや企業も趣向を凝らす

2025/05/23

 「ミラノ・デザインウィーク」には、日本ブランドや企業も出展した。日本ならではの人に寄り添うテクノロジーや、伝統品の新解釈による発表など、各社が趣向を凝らした。(ミラノ=高橋恵通信員)【関連記事】《ミラノ・デザイン...