繊維・ファッション業界も製造業を中心に暑熱環境の作業は少なくない。とりわけ染色加工の現場のように熱源がある職場は高温多湿だ。ファッションの物流を支える配送業者も屋外で動き回らなくてはならない作業の特性上、暑熱リスクが高い。〝一人職場〟になりやすいため、熱中症による死亡災害に至りやすい原因とされている「初期症状の放置や対応の遅れ」にもつながりやすい。各社には職場や作業特性などに応じた十分な対策が求められる。
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課題は予算の確保
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