素材・製造・商社

皮革卸のロビココ、事務所開設し営業開始 国内産地との対話を重視

2024/07/26

 今年4月に創業した皮革卸のロビココ(森田正明社長)は東京事務所を開設し、営業活動を始めた。国内のタンナーや染色加工メーカーと協業しながら、付加価値の高い皮革の企画と供給をメインにする。輸出も視野に入れる。 森田社...

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独フロイデンベルグの環境配慮不織布「エヴォロン」 アパレル用途開拓に進展

2024/07/25

 副資材・不織布大手の独フロイデンベルグは、環境に配慮した独自製法の長繊維不織布「エヴォロン」のアパレル向けを強化する。製法や後加工の進化で用途の可能性が広がっており、軽量のレザー調ジャケット、カジュアルシャツなど...



スタイレム瀧定大阪、東南アジアやインドで生地開発 3国間取引が拡大

2024/07/25

 スタイレム瀧定大阪が、東南アジアやインドでテキスタイルの開発、生産を拡大している。日本国内向けに加えて、ベトナムなどの縫製工場に向けた3国間取引が伸長。「小ロットニーズに対応すればさらに伸ばせる」(酒井聡太第一事...



奥田縫製がファクトリーブランド強化 第1弾は特許技術のスラックス

2024/07/24

 国内外で縫製工場を運営する奥田縫製(岐阜市、奥田武彦社長)は、ファクトリーブランド「パーシェイプ」の販売に注力する。製品は、創業以来50年以上スラックス専業として培ってきた技術を生かしたパンツ。(森田雄也) パー...



《25~26年秋冬欧州素材見本市から㊦》質と対応力磨き輸出へ

2024/07/24

 日本企業の新規出展の多さが目立った今回の欧州見本市。記録的な円安を背景に輸出を伸ばしている企業が目立つが、先行きは不透明だ。為替の急激な変動を懸念する声も上がった。【関連記事】《25~26年秋冬欧州素材見本市から...



《25~26年秋冬欧州素材見本市から㊥》商況好転へ準備着々

2024/07/23

 欧州生地メーカーは、流通在庫のだぶつきなどで昨年後半から低調な状況が続いているが、今下期からは在庫が解消し好転するとの見通しが多い。イブニングドレスやブライダル向けを得意とする企業の中には、現状でも悪くないと話す...



環境技術スタートアップの豪サムサラ・エコ ルルレモンなどから108億円を資金調達

2024/07/23

 オーストラリアの環境技術スタートアップ、サムサラ・エコは、ルルレモンや日立ベンチャーズなどから1億豪ドル(約108億円)を資金調達した。酵素を使った同社の繊維・プラスチックリサイクル技術の量産化へ向け、数年以内に...



ニッケ、安定供給へ設備強化 学生服の多様化に対応

2024/07/19

 ニッケは学生服向け素材の安定供給を続けるため、設備投資を強化している。国内の繊維産地では各種コスト高や人手不足、後継者難といった課題が重くのしかかり、サプライチェーンが揺らいでいる。学生服では、モデルチェンジ(M...



ボタンメーカーのアイリス 拓殖大と産学連携

2024/07/19

 ボタンメーカーのアイリスは、拓殖大学商学部潜道ゼミと、産学連携プロジェクトを実施した。SDGs(持続可能な開発目標)の推進と次世代人材の育成を支援することを狙った。 ゼミ所属学生を対象に「アイリスの事業とSDGs...



スパイバーが伊サプライヤー3社と提携 高級市場に糸・生地を販売

2024/07/19

 スパイバーは新たに、イタリアの糸・生地サプライヤー3社とサプライチェーンパートナーシップを提携し、24年秋冬から販売開始する。人工たんぱく質「ブリュード・プロテイン」(BP)繊維を使ったグローバルな素材開発や拡販...