紡績企業の繊維事業25年3月期連結決算 売上高低調も損益改善
2025/05/20
紡績企業の25年3月期連結決算の繊維事業は、販売が振るわずに売り上げは低調だった。損益面は競争力のある独自商品の拡販や価格改定の効果などによって改善が見られた。【関連記事】紡績企業の繊維事業24年4~12月連結決...
2025/05/20
紡績企業の25年3月期連結決算の繊維事業は、販売が振るわずに売り上げは低調だった。損益面は競争力のある独自商品の拡販や価格改定の効果などによって改善が見られた。【関連記事】紡績企業の繊維事業24年4~12月連結決...
豪州には、羊毛産業に関連した各種の調査・研究・マーケティングを推進するAWI(オーストラリアン・ウール・イノベーション)という政府系非営利組織がある。牧羊業者は原毛販売から得た利益の一部をAWIに活動資金として拠...
東レは前期(25年3月期)、繊維事業の売上収益が初めて1兆円を突破した。18年度に目前まで達するも、米中貿易摩擦やコロナ禍の影響を受け一時は7000億円近くまで減少。そこから素材・地域・商材の拡張や、高付加価値化...
東京テキスタイルスコープ(TTS)26年春夏では「快適性」がキーワードになっている。高い通気性や接触冷感、家庭洗濯ができて手入れが楽など、組織や加工に工夫し、酷暑を軽やかに過ごせるような素材が目立つ。ウールにも注...
昨今「ウールTシャツ」がある種のトレンドになっており、化繊との混紡も含めて多種多様な製品が販売されている。ウールは天然繊維だが、消臭性や吸放湿性など化繊を上回る様々な機能性を備えており、歴史的にもスポーツウェア素...
東京テキスタイルスコープ(TTS)26年春夏は、猛暑に向け、薄く軽やかな素材が充実している。サマーウールやシアサッカーなどが見られ、強撚糸や和紙糸、合繊使いなど原料に工夫し、清涼感や快適性を追求した素材も揃う。他...
輸出を強化していく中で、日本ならではのテキスタイルは必要不可欠となっている。海外では再現が難しい、質感や風合いに優れた日本のテキスタイルのニーズは高まっている。【関連記事】《コンバーターの海外戦略㊤》輸出を強化す...
POM(ポリアセタール)樹脂を用いた繊維の事業化に取り組むプレジール(大阪府豊中市)が、POM繊維の量産に向けて動き出した。国内の繊維メーカーとの協業も広がりつつあり、POM繊維を活用した素材の品種も増えそうだ。...
海外テキスタイルメーカーの品質向上や、短納期小ロット対応などサービス拡充により、国内のテキスタイルコンバーターは、更なる進化が求められている。日本品質の良さを訴求するため現地法人は、取引先との関係強化を目的に組織...
ホームファブリック製造卸のアルテモンド(大阪市)は、ジャカード織やツイードの繊細な柄をプリントなどで表現したテキスタイルを拡充したほか、サンプル帳の機能を充実させている。(榎田果歩) ジャカード織を表現した「サラ...