素材・製造・商社

播州織産元商社の丸萬 レコードを模したアートファブリックが好評

2025/03/12

 播州織産元商社の丸萬は、自社素材ブランド「マルマンジャカード」で、アパレルデザイナーやアーティストがデザインしたファブリック「ジャカード・アート・ファブリック」を拡充している。 24年10月に開始した。デザイナー...

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《アジアの結節点・香港、摩擦を超えて㊤》ASEANの生産体制を整えて攻め

2025/03/11

 米中の貿易摩擦が激しさを増すなか、存在感の高まる香港。欧米向け繊維製品輸出で中国生産の回避が加速、ASEAN(東南アジア諸国連合)を中心とするアジアのサプライチェーンの結節点を担う香港が注目だ。(北川民夫)差別化...



東レ 北陸産地のDXを推進し効率化 取引量は24、25年と拡大計画

2025/03/11

 東レは北陸産地のサプライチェーン維持へ、生産効率化や生産キャパシティー確保に取り組む。原糸生産の石川工場をスマートファクトリー化し、DX(デジタルトランスフォーメーション)活用による産地企業との情報共有も進める。...



ジェトロ、サウジアラビアで繊維・テキスタイル商談会 日本から8社が参加

2025/03/11

 ジェトロ(日本貿易振興機構)は2月、サウジアラビア・リヤドで「サウジアラビア展示商談会・ワークショップ」を開いた。サウジアラビアファッション委員会との共催。商談会には日本から8社が出展し、来場者からは日本企業のテ...



《インド市場に仕掛ける日本企業㊦》機能など「ない商材」で差別化

2025/03/07

 変化するインドのファッション・衣料市場に向けて、日本企業は機能性や環境配慮型商材で独自性を発揮する。【関連記事】《インド市場に仕掛ける日本企業㊤》独自の素材を多彩に訴求多機能素材を提案 豊島は原料・糸からの差別化...



日本サステナブルシルク協会がイベント 国産繭の活路を探る

2025/03/07

 日本サステナブルシルク協会(JSS)は3月4日、京都市内で国内蚕糸業の活性化を目的としたイベント「JSS蚕糸の日~国産蚕糸・絹の価値とは~」を開いた。会場には約80人、オンラインで約130人の事業者や消費者が参加...



《インド市場に仕掛ける日本企業㊤》独自の素材を多彩に訴求

2025/03/06

 インド繊維輸出促進協議会(EPC)連合体が主催し、インド繊維省が支援する同国最大の繊維・ファッション総合展示会「バーラト・テックス2025」が、ニューデリーで開かれた。国内外から5000社以上が出展し、バイヤー約...



中川絹糸の“洗えるシルク” 「難易度の高い細番化」に挑む

2025/03/06

 絹紡糸メーカーの中川絹糸(滋賀県長浜市)が新素材の開発を加速している。技術力に磨きをかけて独自性を追求し、設備投資で安定品質の供給体制も整えている。国内外の顧客からの信頼をつかみ取りたい考えだ。(小堀真嗣)【関連...



玉木新雌 横尾忠則の作品集の表紙に生地提供

2025/03/06

 衣料品・服飾雑貨を製造・販売する玉木新雌(兵庫県西脇市)は、現代美術家の横尾忠則の作品集『TADANORI YOKOO Masterworks1960s-70s』の表紙に生地を提供した。 提供した生地は装丁用に開...



《26年春夏欧州テキスタイルトレンド㊦》綿、麻を上品に 織りやラメでひねり

2025/03/06

 春夏展ということもあり綿や麻の提案が多かった。シャツ地やウールの産地があるイタリアのメーカーが集まるミラノウニカ(MU)では、天然繊維にレーヨンを混ぜてエレガントに仕上げたり、織りや異素材の組み合わせなどでひねり...