ファッション物流のオーティーエスはテキスタイルプリント事業で、服地コンバーターの大松と協業し、アンティークの図案やイラストをデジタルプリントで再現した生地コレクションを企画した。染みや汚れもあえてそのまま残し、現代の図案では作れない表現を追求した。
(中村恵生)
協業のきっかけは大松が保有するアンティーク図案のコレクション。東京・千駄ヶ谷にあるテキスタイル事業のサテライトオフィスには欧州を中心にした古い図案を数多く保有している。1800年代後半など100年以上前の物や中には1700年代もあり、アパレルデザイナーらがアイデアを求めて訪れる、貴重なアーカイブとなっている。
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