素材・製造・商社

物作りに投資する商社 〝日本ならでは〟の素材を守り、世界へ

2025/08/06

 〝物作り〟に投資する商社の動きが目立ってきた。GSIクレオスは三菱ケミカルからトリアセテート繊維「ソアロン」事業を買収。スタイレム瀧定大阪は、北陸の糸商シモムラや、尾州の小塚毛織とそれぞれ新会社を設立した。テキス...

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セーレン、ユニチカ岡崎に100億円投資 26年1月に事業開始へ

2025/08/06

 セーレンは6月に基本合意したユニチカ岡崎事業所の繊維事業の譲り受けについて、26年1月に事業開始を目指す。また、既存設備の競争力強化へ向け、100億円の投資を計画する。(中村恵生) 基本合意をベースに8月初旬をめ...



島精機製作所のニットウェア「ヌワン」が再始動 「マクアケ」で先行販売

2025/08/05

 島精機製作所は、19年まで展開していた無縫製横編み機「ホールガーメント」ニットウェアのオリジナルブランド「NUONE」(ヌワン)を再始動する。ニット製品を生産するオオカワ(千葉県旭市)と協業し、繊維製品の国産化率...



第11回猛暑対策展 冷却ウェア需要でにぎわう より高い効果を競い合う

2025/08/05

 連日の猛暑と、6月1日から職場の熱中症対策が法的義務となったことも背景に、企業がより効果的な熱中症対策を探している。このほど、東京で開かれた「第11回猛暑対策展」(日本能率協会主催)は多くの来場者でにぎわった。電...



《若手の声から見る産地の今》⑤人々に幸せや感動を 社員が前を向くのに必要なこと

2025/08/01

 「人々に幸せや感動を与える仕事がしたい」。産地に飛び込んだ若手は希望を胸に秘め、繊維業を志した。半面、本連載では、実際に働き、過酷な労働環境や人間関係などに様々な悩みを抱える若手の本音もうかがえた。そうした問題の...



マイクロファイバー対策や廃棄食料の新利用法など提言 ファンクショナル・ファブリック・フェアのNY7月展

2025/07/31

 ファンクショナル・ファブリック・フェアのニューヨーク7月展では、今回もサステイナビリティーに関するセミナーが複数開かれた。(ニューヨーク=杉本佳子通信員)【関連記事】アパレルの米国生産、増える可能性は〝極めて低い...



《若手の声から見る産地の今》④コミュニティーが定着支える 教育制度充実や相談窓口も

2025/07/31

 人手不足が深刻化する中、企業にとって貴重な若手人材が働き続けられる施策は不可欠だ。個社だけでは難しい場合でも、産地で連携して課題解決を目指す事例が出ている。【関連記事】《若手の声から見る産地の今》③労働環境 人間...



チクマ 「氷点下ベスト」がヒット ドライアイスの即効性が好評

2025/07/31

 繊維商社のチクマ(大阪市)の「氷点下ベスト」が好評だ。ドライアイスを活用した即効性のある冷却効果が特徴の猛暑対策商品で、ドライアイス製造装置とともに「想定を上回る」売れ行きとなっている。【関連記事】チクマ 今期も...



《若手の声から見る産地の今》③労働環境 人間関係への不満や不安目立つ

2025/07/30

 「働く中で不満を感じることはあるか」という質問に対し、「ある」と答えたのは回答した140人のうち45.7%の64人だった。残り76人は「ない」と答えたものの、回答には多くの意見が寄せられた。労働環境への不平や疑問...



島田商事 ウェアの軽量、薄型化に対応した副資材を提案

2025/07/30

 服飾副資材卸の島田商事は、スポーツウェアやユニフォーム用途を中心とした副資材の提案に磨きをかけている。現在、大阪と東京で長期開催中の展示会(予約制)では新商品も含め、副資材のユニークな活用アイデアを提供している。...