《素材メーカー・商社の25年3月期決算分析④》紡績㊦ クラボウ、シキボウが繊維黒字化
2025/05/28
紡績の繊維事業は前期から一転して損益改善が目立った。付加価値の高い独自商品の拡販や価格改定の成果が表れ、クラボウとシキボウは黒字転換した。ただし、国内のアパレル市況の低迷を背景に、国内ビジネスの苦戦が目立つ。【関...
2025/05/28
紡績の繊維事業は前期から一転して損益改善が目立った。付加価値の高い独自商品の拡販や価格改定の成果が表れ、クラボウとシキボウは黒字転換した。ただし、国内のアパレル市況の低迷を背景に、国内ビジネスの苦戦が目立つ。【関...
日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)は、東京テキスタイルスコープ(TTS)26年春夏内で行った、来場者の投票で次のトレンドを探る「ワッツネクスト・テキスタイル」の結果を発表した。1位は東レの「ウル...
繊維専門商社の信友(名古屋市、伊藤康彦社長)は今期(26年3月期)、独自性の高い素材開発で海外販売の倍増を狙うほか、製品の営業にも力を入れる。今期は売上高250億円(前期比4.7%増)、営業利益で昨年並みの3億2...
引き続き注目が集まっている天然繊維。東京テキスタイルスコープ(TTS)26年春夏では、春夏向けで特に引き合いが多い麻や綿に加え、シルクの提案も目立った。天然繊維を使うだけでなく、ラメ糸や箔(はく)プリントによる光...
紡績の25年3月期連結決算はおおむね堅調だった。各社は重点事業で着実に収益を伸ばした。とりわけ半導体関連が好調だった。繊維事業はクラボウ、シキボウが付加価値の高い商品の拡販や価格改定などにより損益が改善し黒字転換...
商社が開く展示会が変化している。全社の総合力を発揮する総合展や複数部門の連携のほか、アパレルにとどまらない新しい切り口を見せている。様々な領域をアピールして広がりを期待するほか、攻め切れていない分野の新規開拓を狙...
丸紅はファッションに特化したメタバース(インターネット上の仮想空間)アプリ「ウェアゴーランド」の機能を拡充し、提供を開始した。10代後半から30代前半の女性層に訴求して、デジタル空間での新しい市場を創出する。(北...
ヤギは、現地法人を軸に海外内販事業の拡大と同時に、開発力を強化し、日本向け商材も充実している。【関連記事】ヤギ オーガニック綿の取扱高が25%増 今後海外向け増やす インドネシア法人は以前は八木香港の子会社だった...
5月14~16日に開催したテキスタイルビジネス商談会の東京テキスタイルスコープ(TTS)26年春夏は、プリントや加工で視覚効果を出した薄くて軽い素材が目立った。独自技術で表面に変化を加えたテキスタイルが一堂に会し...
合繊メーカーは今期(26年3月期)、増収増益もしくは横ばいの計画。一方、最大の懸念点であるトランプ関税については現時点で決着が見通せないため、業績への影響の織り込みも各社、限定的にとどめている。【関連記事】《素材...