素材・製造・商社

《26~27年秋冬欧州テキスタイルトレンド㊤》動きを加える技巧 立体感で視覚に訴える

2025/07/23

 伊素材見本市のミラノウニカ(MU)26~27年秋冬が7月に開かれた。MUがトレンドテーマで鍵とした、立体的な表面感や視覚効果で動きを加えるテキスタイルが引き続き良さそうだ。ラメやスパンコールが輝きを放つ華やかな雰...

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ソーイング竹内 ユーチューバーとの共同企画で発信強化

2025/07/23

 兵庫県多可町の縫製業、ソーイング竹内は、ユーチューバーなどとの協業企画を積極的に実施している。8月には協業で細部にまでこだわったキッチンエプロン「ザ・タブリエ」を販売する。また、大阪・関西万博にも参加し、ユーチュ...



《天然繊維市場のゆくえ㊤》綿花 生産は上方修正も消費が伸び悩む

2025/07/22

 衣料品にとって主要な繊維原料である綿花や羊毛。いずれも相場があり、世界の需給に応じて変動する。昨今は最大の消費国である中国市場の不振で需要は低調に推移している。米国の関税措置が世界経済やサプライチェーンに与える影...



岐阜の物作り集団ファンズユニット、障害者をクリエイターに NAPSと組み活動支援

2025/07/22

 岐阜を拠点に縫製や後加工、検品、物流を行う物作り集団、ファンズユニット(中原健社長)とNAPS(中原健代表)は、障害者の才能を生かしたクリエイター集団へ育成し収入を得ようとしている就労継続支援B型事業所「アフター...



小松マテーレ 社内開発コンペの投票をミラノウニカで実施 社員の士気向上へ

2025/07/22

 海外で社員の士気を高める――小松マテーレは7月にイタリアで開かれた国際素材見本市のミラノウニカ(MU)で、社内開発コンペティション「リ・クリエイション」の投票を行った。技術者と営業がチームを組んで開発した素材をパ...



池西美知子さんに聞く、人を驚かせるテキスタイルの作り方 「ユニークな素材を大胆に作ってほしい」

2025/07/18

 「魅力的な面白い生地を作る概念で製品を開発したら、もっと素晴らしい素材ができる」。国際素材見本市プルミエール・ヴィジョン(PV)トレンド協議会で日本代表委員を務める池西美知子さんは、そう話す。天然繊維と合繊の境目...



海外市場で評価を高めるエイガールズ 価値を追求すれば伸び代はまだある

2025/07/18

 エイガールズは海外への訴求を強めている。今年は世界の素材見本市に積極的に参加。和歌山の良質な丸編みや地元の企業が連携する「和歌山ニットプロジェクト」(WKP)の製品、他産地との協業が好反応だ。(関麻生衣、写真=マ...



夏でもウールは快適、運動後の汗冷えなし 米ノースカロライナ州立大学が調査

2025/07/18

 ウールは人体と衣服の間でアクティブ(能動的)な吸放湿性があることが、米ノースカロライナ州立大学の研究によって改めて明らかになった。暑い時や寒い時、あるいは乾燥や高湿潤時などの気候を問わずに能動的に衣服内気候を調整...



24年度の化学繊維ミル消費量 3年連続で過去最低、国内サプライチェーン細る

2025/07/17

 日本化学繊維協会は24年度の化学繊維のミル消費量調査をまとめた。国内で使用される化学繊維(糸・わた)を重量ベースで捉える指標で、調査を開始した2000年度以来、最低を更新した。原糸メーカーの生産が年々縮小し、紡績...



古橋織布の製品ブランドが好調 多様な分野との協業に手応え

2025/07/17

 古橋織布(浜松市)の製品ブランドが好調だ。24年6月から、多様な分野のプロフェッショナルと協業するプロジェクト「ORIYATO」(オリヤト)を始め、自社の生地を活用したブラウスやパンツ、雑貨などを販売し手応えをつ...