素材・製造・商社

《時代の変化を捉えるTTS26年春夏㊦》輸出へ動く産地、海外展とも連携

2025/05/30

 国内素材を世界へ売るため、高付加価値化や小ロット、短納期対応を進める商社やコンバーター。同じく国内のテキスタイルメーカーも自社や産地の発信と輸出促進が課題となっている。産地内連携も活発だ。海外販売を業界全体で拡大...

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東海染工の染色加工事業 今期、国内黒字を目指す 若手の起用で営業強化

2025/05/30

 東海染工の染色加工事業は今期(26年3月期)、国内の営業黒字化を重点課題とする。収益確保のため取引条件を見直す。工場のコスト削減、工程の合理化など改善も継続徹底するほか、若手社員の感性、行動力を伴った成長を期待し...



《大阪・関西万博》玉木新雌が出展 西脇の芸術家と組み残布による作品

2025/05/30

 衣料品・服飾雑貨を製造・販売する玉木新雌(兵庫県西脇市)は、5月25日、大阪・関西万博の関西パビリオン併設の多目的エリアに出展した。西脇市出身のアーティストAYUMI ADACHI氏と協業し、3月に同市の市民交流...



《時代の変化を捉えるTTS26年春夏㊤》目立つ新規や海外の来場者 輸出に向けた差別化提案も

2025/05/29

 5月14~16日に東京都立産業貿易センター浜松町館で開かれたテキスタイルビジネス商談会の東京テキスタイルスコープ(TTS)26年春夏は、会場が変わったこともあり、多様な素材を求める新規や海外からの来場者が目立った...



トリアセテート「ソアロン」刷新 エレガンスとナチュラルの2軸で

2025/05/29

 GSIクレオスグループのソアロンは、トリアセテート「ソアロン」をリブランディングした。【関連記事】《トップに聞く》ソアロン社長 坂本宜士氏 製販一体の相乗効果で成長へ ロゴや打ち出しを刷新し、26年春夏向け展示会...



伊藤忠商事繊維カンパニー ファッションアパレル部門の今期方針は?

2025/05/29

 伊藤忠商事繊維カンパニー・ファッションアパレル部門は26年3月期、マーケットインと物作りの力を掛け合わせて商品力を高め、「収益を着実に伸ばす」(辻貴由同部門長兼ファッションアパレル第二部長)方針。(高田淳史)【関...



東レ「サマーシールド」 高い実用性で販売順調 日傘用途以外も開拓

2025/05/29

 東レの遮熱性、遮光性、紫外線カット性を備える生地「サマーシールド」が順調に販売を増やしている。優れた機能性と近年の猛暑を背景に、百貨店を主販路とする女性向けの晴雨兼用傘用途で根強いリピート需要がある。実用性の高さ...



《素材メーカー・商社の25年3月期決算分析④》紡績㊦ クラボウ、シキボウが繊維黒字化

2025/05/28

 紡績の繊維事業は前期から一転して損益改善が目立った。付加価値の高い独自商品の拡販や価格改定の成果が表れ、クラボウとシキボウは黒字転換した。ただし、国内のアパレル市況の低迷を背景に、国内ビジネスの苦戦が目立つ。【関...



東京テキスタイルスコープ26年春夏 来場者が選ぶ、次のトレンドテキスタイルを発表

2025/05/28

 日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)は、東京テキスタイルスコープ(TTS)26年春夏内で行った、来場者の投票で次のトレンドを探る「ワッツネクスト・テキスタイル」の結果を発表した。1位は東レの「ウル...



信友、海外販売倍増へ 現地企業に営業強化 独自性高い素材開発も

2025/05/28

 繊維専門商社の信友(名古屋市、伊藤康彦社長)は今期(26年3月期)、独自性の高い素材開発で海外販売の倍増を狙うほか、製品の営業にも力を入れる。今期は売上高250億円(前期比4.7%増)、営業利益で昨年並みの3億2...