衣料品・服飾雑貨を製造・販売する玉木新雌(兵庫県西脇市)は、5月25日、大阪・関西万博の関西パビリオン併設の多目的エリアに出展した。西脇市出身のアーティストAYUMI ADACHI氏と協業し、3月に同市の市民交流館で実施したワークショップで制作した作品などを披露した。
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作品で使ったのは、玉木新雌で製品を作る過程で出た残布や残糸。参加者同士で会話をしながら段ボールに糸や布を巻き付けて制作し、出展当日には約600個の作品が集まった。会場でも来場者が参加できるワークショップを開き、万博以降も様々な場所で展示していく。また、万博最終日には西脇市で作品を解体するイベントを開く予定。当日は展示とワークショップのほか、同社の素材を使ったマスクの配布や製品を販売した。
