「効率重視の今の働き方は、本当に人間にとって良いことなのか」と話すのは衣料品・服飾雑貨を製造・販売する玉木新雌(兵庫県西脇市)の玉木新雌代表だ。原料から国産にこだわった物作りに取り組む同社。面白い作品を作り、ビジネスを続けていくために働き方への意識が強まっている。
(榎田果歩)
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先染め織物の播州織に魅了され、産地に移住したデザイナーとして自社に織機を導入したのが10年。以来、面白いもの、オンリーワンのものを作るため、紡績から織り・編み、染め、製品までの工程を全て手掛けるようになった。西脇市内にあるショップを併設した本社建屋はまるで小さな動物園。羊やアルパカが出迎え、近隣の畑には綿花がすくすくと育っている。
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