素材・製造・商社

JIS 化学繊維の用語を改正 「構造たんぱく質」と「PHA」を追加

2025/10/29

 経済産業省はJIS(日本工業規格)の化学繊維に関する幾つかの用語を改正した。ISO(国際標準化機構)の21年改訂や国内での用語使用拡大に伴うもの。繊維用語(原料部門)規格番号「L0204-2」の化学繊維に関して、...

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《台北紡織展から㊥》繊維to繊維に向け前進 単一素材で新開発

2025/10/28

 台湾企業は、繊維to繊維リサイクルへの関心を高めている。廃材を繊維に再生しやすくしようと、モノマテリアル(単一素材)での開発が活発。回収原料は廃棄ペットボトルに代わって廃漁網や古着が主流になりそうだ。産業資材やバ...



伊藤忠 米国ウォーターボトル「オワラ」の独占輸入販売権を取得

2025/10/28

 伊藤忠商事は、米国ウォーターボトルブランド「owala」(オワラ)の独占輸入販売権を取得した。26年春夏から、ドウシシャ(大阪市、野村正幸社長)を通じて日本で販売する。 オワラは、20年に米国で生まれたウォーター...



商談会「ザ・メーカーズ・アパレルショー」 高機能や小ロット生産を提案

2025/10/28

 中国を中心にOEM・ODM(相手先ブランドによる設計・生産)企業を集めた商談会「ザ・メーカーズ・アパレルショー」が都内で開かれ、約100社が出展した。小ロット・短納期を得意とするメーカーや、多様な機能性素材を使っ...



朝倉染布 皮脂汚れに強い非フッ素撥水加工を開発

2025/10/28

 染色加工の朝倉染布(群馬県桐生市)は非フッ素撥水(はっすい)剤を使いながら、皮脂汚れに強い撥水加工を開発した。地場の工業試験場と機能測定の方法も検討、ここで得られたデータを訴求し、幅広い用途に拡販していく。 環境...



国際皮革見本市リネアペッレ26~27年秋冬、革らしさに立ち返る 環境負荷を抑える手法も

2025/10/27

 9月下旬に開かれた26~27年秋冬向け国際皮革見本市リネアペッレは、革の本質的な風合いに立ち返るトレンドが広がった。世界的に景気が悪化するなか、欧州メゾンを筆頭に上質なベーシックを求めていることが背景にある。薬剤...



《台北紡織展から㊤》先端技術などで競争力向上へ

2025/10/27

 台湾紡織拓展会(紡拓会)主催の繊維総合展「台北紡織展」(TITAS)が10月14~16日、台北南港展覧館で開かれた。台湾域内を中心に、米国や韓国、ベトナムなど10カ国・地域から388社がイチ押し素材や取り組みを紹...



岐阜大学発ベンチャーのファイバークレーズ、展示会出展に力 多孔質繊維の販売へ

2025/10/27

 岐阜大学発のベンチャー企業、ファイバークレーズ(岐阜市)は、多孔質繊維「クレーズ・テックス」をベースにした機能性繊維の販売開始に向け、展示会出展に力を入れている。(小坂麻里子)【関連記事】《トップに聞く》ファイバ...



キルギスウール復活へ日本との協業模索 「キリノ」ブランドとして訴求

2025/10/27

 中央アジアのキルギスで羊毛産業の復活に向けた動きが活発化している。自然環境とのバランスを保持したサステイナブルな牧羊を追求し、「キリノ」ブランドとして欧州や日本にアピールする。原毛生産だけでなく、生地・製品まで含...



《縫製業のリアル③》加工賃② 発注元の理解が不可欠に

2025/10/24

 繊研新聞社の国内縫製工場へのアンケート調査で縫製加工賃が「不十分」「やや不十分」と回答した企業に「必要な縫製加工賃上昇率」について聞いたところ「16~20%」が最多となった。2位が「6~10%」で、その次が「11...