素材・製造・商社

《TTSにみる26年秋冬テキスタイル㊥》自社の強みに意外性をプラス

2025/11/21

 天然繊維は素材本来の風合いや特徴を生かしながら、各社得意の技術を駆使して唯一無二のテキスタイルに昇華させている。複合で進化させたウール、耐久性を高めたシルク、個性的な和紙素材などの提案が目を引いた。【関連記事】《...

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《攻めるが勝ち!紡績再編のゆくえ⑤》中川絹糸 積極的な設備投資で新商品続々

2025/11/21

 「生き残る仕組みを築いていきたい」というのは、細番手の絹紡糸を強みとする中川絹糸(滋賀県長浜市)の中川嘉隆社長。同社は今年、毛紡績・ニットメーカーの佐藤繊維(山形県寒河江市)とBCP(事業継続計画)協定を結んだ。...



合繊メーカーの25年4~9月連結決算 景気停滞を受け減収基調

2025/11/21

 合繊メーカーの25年4~9月連結決算は各国・地域の景気停滞の影響を受け、各素材事業が減収基調となり、通期予想の下方修正も目立った。繊維もおおむね減収傾向だが、前年同期と比べた落ち幅は軽微で、利益も伸ばすなど比較的...



タキヒヨー、IP企画を充実 韓国発キャラや「ディズニー」で

2025/11/21

 タキヒヨーは社内連携を進めており、強みを掛け合わせた企画提案を強化している。第4回総合展では、複数部門によるIP(知的財産)やDX(デジタルトランスフォーメーション)、サステイナビリティー、機能性テキスタイルなど...



《TTSにみる26年秋冬テキスタイル㊤》注目続くビンテージ 天然繊維に加工して多彩な表情

2025/11/20

 11月12~14日に開催された総合素材展の東京テキスタイルスコープ(TTS)26年秋冬は、ビンテージ調の生地が目立った。天然繊維や毛足や柄などで表情を加えたテキスタイルも多かった。【関連記事】東京テキスタイルスコ...



東レ 秋冬対応のPFASフリー撥水テキスタイル「デューエイトPS」を開発

2025/11/20

 東レは、秋冬対応のPFAS(有機フッ素化合物)フリー撥水(はっすい)ポリエステル長繊維テキスタイル「デューエイトPS」を開発した。リサイクル素材で秋冬対応のパウダータッチを実現。「雨の日でもおしゃれができる」をコ...



学生によるSDGsイベント相次ぐ アップサイクル作品を展示・販売

2025/11/19

 関西の大学、ファッション専門学校が連携したSDGs(持続可能な開発目標)の関連イベントが大阪で相次いで開催された。大学や専門学校、企業、行政が協働し、ファッションを通じて社会課題に触れる機会が増えている。(多田知...



旭化成アドバンス スポーツやユニフォーム向けの糸開発で用途、領域拡大へ

2025/11/19

 旭化成アドバンスは、ファッションやスポーツ、ユニフォーム向けなどで複合糸を中心に糸開発を進めている。インナー、レッグ向けなどの苦戦を補おうと新たな糸を作り、用途や領域を広げる考えだ。(高田淳史) 火災の影響で落ち...



《攻めるが勝ち!紡績再編のゆくえ④》長谷虎紡績 素材ベンチャーに積極参画

2025/11/18

 紡績事業をコアビジネスとして、事業の継続と成長を目指している企業グループが長谷虎紡績(岐阜県羽島市)。ここにきて、人工たんぱく質「ブリュード・プロテインファイバー」や生分解PLA(ポリ乳酸)繊維、シルクなどのベン...



紡績企業の25年4~9月連結決算 繊維は3社が減収、損益悪化

2025/11/18

 紡績の上期(25年4~9月)連結決算で、繊維事業はシキボウを除いて苦戦した。物価高や円安を背景に損益も低調に推移している。構造改革も背景にあり、クラボウは安城工場(愛知県安城市)の閉鎖に伴う費用が圧迫して赤字。一...