素材・製造・商社

《伊藤忠・循環型社会への挑戦③》アルケミアプロジェクト 〝現状にすぐ適用できる〟を重視

2024/04/11

 伊藤忠商事が23年春から開始した「アルケミアプロジェクト」は、「循環の〝最後のとりで〟と位置付ける」(伊藤忠商事繊維カンパニー・ファッションアパレル部ファッションアパレル第一部ワークウェア課仙元惇史氏)取り組みだ...

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副資材のモリト、廃漁網100%糸を生産開始 ケミカルリサイクルで高品質

2024/04/11

 副資材のモリトは、サステイナブル関連プロジェクト「リデコ」の一環で廃漁網由来100%のケミカルリサイクルナイロン糸「ミューロン」の生産を始めた。ミューロンの生産に用いた廃漁網は日本国内で回収された物で「日本の海洋...



産業技術総合研究所、神戸大、カネカ PLAのもろさを大幅に改善

2024/04/11

 産業技術総合研究所(産総研)は神戸大学、カネカと共同で、ポリ乳酸(PLA)のもろさを大幅に改善させると同時に、土壌中や海洋中での生分解性を向上させる改質技術を開発した。生分解性ポリマーを改質材として使用することで...



《伊藤忠・循環型社会への挑戦②》資源循環のエコミットとの協業 「物の終わり」から価値をすくい出す

2024/04/10

 伊藤忠商事は、リユースやリサイクルを通じて資源循環型事業を行うエコミットと業務提携し、日本市場で繊維製品の回収サービス「ウェア・トゥ・ファッション」を推進する。伊藤忠のネットワークとエコミットの回収から資源循環ま...



田村駒 環境配慮、機能性素材を強化 協業で新素材や品番充実

2024/04/10

 田村駒は、環境配慮素材や機能素材の打ち出しを強化している。22年11月以来2回目となる「サスティナブル&機能素材展」を東京本社で開いた。シーズンレス、ジャンルレスで打ち出し、様々な切り口や協業などを見せた。(高田...



逆風の欧州インポート素材 デザインは本国、生産はアジア

2024/04/10

 インポート素材を扱う各社は、円安ユーロ高という厳しい現状に直面している。為替に加え、生産コストや運賃の高騰も苦境に拍車をかける。価格の見直しや、価格以上の機能の充実が各社の避けられない課題となっている。【関連記事...



ロエベの商品開発マネジャーが尾州を視察

2024/04/09

 ロエベのプロダクトデベロップメントマネジャーのエリザベス・セライ氏は3月26日、尾州産地を視察した。視察したのはテキスタイルメーカーの三星毛糸、中伝毛織、ニット生地メーカーの宮田毛織工業、糸染めの森保染色、生地染...



伊藤忠商事 長期経営方針と24年度計画を策定 投資に今期最大で1兆円

2024/04/05

 伊藤忠商事は、「利は川下にあり」「投資なくして成長なし」と24年度だけで1兆円を上限に投資し、さらなる成長を目指す。本来なら3カ年経営計画を公表するタイミングだが、今回は「長期にわたって羅針盤とすべき」経営方針を...



タキヒヨーの「ザ・ニュー・デニム・プロジェクト」 「ビューティー&ユース」に採用

2024/04/05

 タキヒヨーは、デニムを裁断した後の残布や再販できない古着、紡績の際に出る落ちわたを再度紡績し、様々な商品に生まれ変わらせる「ザ・ニュー・デニム・プロジェクト」がユナイテッドアローズの「ビューティー&ユース」に採用...



《東レ経営研究所産業経済調査部長福田佳之の経済展望㊦》「もしトラ」が最大の懸念材料に

2024/04/04

【関連記事】《東レ経営研究所産業経済調査部長福田佳之の経済展望㊥》高い賃上げで個人消費回復に期待依然回復鈍い中国 24年度の世界経済で想定外だったのは中国と米国の経済動向だ。中国経済は22年12月のゼロコロナ政策の...