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重点項目の進捗確認
日本ショッピングセンター協会(SC協会)は「人材確保に関する定量調査」を継続的に行っており、今回の白書では24年12月25日~25年3月19日に実施した内容を紹介している。
テナント従業員が足りない課題が指摘されるが、調査でもディベロッパーで「不足」「やや不足」としたところが84%だった。前回調査では同様の設問に75%が充足していないとしており、事態が深刻化していることをうかがわせる。現場では近隣の店や本部からの応援で乗り切るほか、いわゆる「スキマバイト」サービスの活用が広がっている。
SC協会ではテナントの人材確保に向けて、23年度にはディベロッパーとテナントによる意見交換会を立ち上げており、対話を推奨するとともに対話における三つの重点項目を発表した。白書ではその進捗(しんちょく)状況を示している。
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