好きなパーツを選んで自分だけのブラジャー・ショーツを作れるカスタマイズランジェリーブランド「ラ・シレーヌプラス」が、4月20、21日に東京・恵比寿で期間限定イベントを開催した。
ブラジャーは左右のカップ、ストラップ、カップ台となるフロント、サイド、バックの6パーツからなる。カップ下はマジックテープで固定させ、そのほかのパーツはZカンでつなげる仕組みだ。それぞれ12色・柄が用意されており、組み合わせは数万通りにもなる。カップがS、M、Lの3サイズ、アンダーはS/M、Lの2サイズで税込み1万1000円。

ショーツは身頃とサイドをつなぐパーツの2パーツからなり、スタンダード6050円、タンガ5500円。ブラは下着としてはもちろん、Tシャツの上に着けて見せたり、アクセサリーのような感覚で選んだりできることから、10、20代のZ世代に人気だ。SNSにも積極的に投稿され、それがきっかけとなって認知も広がっているという。
同ブランドのデザイナーである吉持玲沙さんは「ECで便利に買い物できる今、店舗に出向いて買い物する付加価値は何かと考えた時、特別な経験が必要だと思った。自分だけの大切な一枚をつくるという経験を楽しんでもらえている」と話す。それぞれのパーツはピンクの箱に入っており、陳列した時に下着っぽさもないことから、今後は雑貨店やバラエティーショップなどでの期間限定イベントも計画している。
