生産拠点の海外シフトで、国産比率が2%に満たない日本のアパレル。一方で中国の縫製業もASEAN(東南アジア諸国連合)への生産地移転で最盛期の勢いはない。そうした中、中国の縫製企業が日本法人ラッキージャパンを設立し、東京都江戸川区に縫製工場を立ち上げた。「コロナ下に日本の縫製工場の廃業や人手不足で生産能力が低下したため、国産を求めるブランド側との需給ギャップが拡大した」(朴春愛社長)。それをチャンスと捉え、ファッション市場の中心・東京に生産拠点を構え攻勢をかける。
(大竹清臣)
日本向け経験長く
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