連載

《データ活用でLTV経営になるために⑥》顧客軸でデータを活用して考える

2025/11/04

 これまでの一般的なデータ活用は、店舗別・商品別が中心で、「よく売れているあの店を強化・改装しよう」「よく売れているこの商品を追加生産・発注しよう」と店舗軸・商品軸の数字から仮説を立てていました。しかし人口減・可処...

もっとみる


《縫製業のリアル⑨》特定技能の活用 受け入れ進むが課題も浮上

2025/11/04

 在留資格「特定技能」での在留外国人は25年6月末で33万6196人に達した。縫製業界でも深刻な人手不足を背景に、特定技能制度を活用する動きが広がる。工場では受け入れが本格化しつつある一方、制度運用に伴う課題も浮か...



《縫製業のリアル⑧》特定技能の受け入れ 技術力に期待の一方、懸念も

2025/10/31

 「特定技能外国人の受け入れ状況」について聞いたところ、「これから受け入れを開始する」が42%で最多だった。外国人技能実習制度を活用してきた工場からの注目度の高さがうかがえる。【関連記事】《縫製業のリアル⑦》人材育...



《ショップが長く続く訳㊦》新たな売り方・情報発信に挑戦

2025/10/30

 数十年続くセレクトショップでは、SNS活用や新しい売り方を模索するところが増えている。接客重視や、ぶれないバイイング基準など変わらない部分を極めるだけでなく、存続していくための新たな挑戦をする動きが広がっている。...



《縫製業のリアル⑦》人材育成 創意工夫し次世代へ技術継承

2025/10/30

 地方都市ほど人口減・少子高齢化が加速しており、人材の確保・育成は大きな課題になっている。特に縫製工場では若い工員の採用が難しい。入社したとしても早期退職が後を絶たない状況だ。それでも生産現場では次世代への技術継承...



《台北紡織展から㊦》日本企業は技術で勝負 認知向上の機会にも

2025/10/29

 日本ならではの加工技術による希少性で支持――台北紡織展(TITAS)には昨年に引き続き、主催者の台湾紡織拓展会(紡拓会)と石川県繊維協会の交流の一環でシモムラ、前多、福井経編興業が参加した。ほかにも2社が新たに出...



《縫製業のリアル⑥》若手の早期退職 給与・待遇が他業種に見劣り

2025/10/29

 人手不足が続く中、若手従業員の早期離職は工場にとって頭の痛い問題だ。日本人の若手縫製工員の早期退職(入社3年未満の退職)について聞いたところ、「非常に課題である」「やや課題である」と回答した企業が合わせて59%だ...



《データ活用でLTV経営になるために⑤》社内にどんなデータがありますか?

2025/10/28

 ここまで顧客のLTV(顧客生涯価値)を知るには、顧客IDや購入履歴など様々なデータが必要とお伝えしました。データを活用して商売をするのは営業・販売部門であり、データを活用する仕組みの設計は情報システム部ではなく、...



《台北紡織展から㊥》繊維to繊維に向け前進 単一素材で新開発

2025/10/28

 台湾企業は、繊維to繊維リサイクルへの関心を高めている。廃材を繊維に再生しやすくしようと、モノマテリアル(単一素材)での開発が活発。回収原料は廃棄ペットボトルに代わって廃漁網や古着が主流になりそうだ。産業資材やバ...



《縫製業のリアル⑤》加工賃④ 工場とブランドはパートナー

2025/10/28

 縫製加工賃を上げるためにはどうすればいいのか。一つは「工場とブランドはパートナー」という意識の醸成だ。【関連記事】《縫製業のリアル④》加工賃③ 「値段もっと下がらない?」に終止符互いをリスペクト 河瀬縫製(岐阜県...