連載

《25~26年秋冬ブランド別注目雑貨㊦》よりシンプルに「らしさ」強調

2025/05/08

 ミラノやパリで発表するバッグ・シューズブランドの25~26年秋冬は、よりシンプルにブランドの「らしさ」を強調するプレゼンテーションが目立った。アイコンバッグをワンランク上の上質な素材で仕立てたり、シューズの色バリ...

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《データで読み解く日本のテキスタイル㊥》国内の染色整理加工 数量は減少傾向、平均単価は上昇

2025/05/08

 国内の染色整理加工業は、リーマン・ショックやコロナ禍など外的要因を境に生産量が減少している。さらに近年は、原燃料の高騰や人手不足で事業環境の厳しさが続く。【関連記事】《データで読み解く日本のテキスタイル㊤》織物・...



《25~26年秋冬ブランド別注目雑貨㊥》異素材や造形的なフォルムで新鮮味

2025/05/07

 25~26年秋冬デザイナーコレクションは、クラフトマンシップを感じさせるプロダクトが多彩に広がった。造形的なフォルムに特徴を出したり、異素材で繊細さを強調したり。特殊な技術を生かし、ブランドを代表する「イットバッ...



《データで読み解く日本のテキスタイル㊤》織物・ニット生地 コロナ禍で大きく落ち込み

2025/05/07

 縮小傾向にある日本のファッション業界。要因としては景気の低迷などが挙がるが、織り・編みや染色整理加工といった川上を担う事業所の生産・加工数量の減少なども影響している。各分野の統計情報を読み解き、業界の動向を考察す...



《25~26年秋冬ブランド別注目雑貨㊤》進化するシグネチャー

2025/05/02

 25~26年秋冬デザイナーコレクションは、ブランドのシグネチャーを進化させた雑貨が目立った。モチーフを巨大化させたり、パッチワークで表現したり。長年愛されたデザインを新しい表情に仕上げている。引き続き、三日月やハ...



《26年春夏尾州マテリアル・エキシビション㊦》ウールの魅力を最大限に

2025/05/02

 スタイルのカジュアル化、ポリエステルに代表される機能性素材の定着などウールには厳しい状況が続いている。「26年春夏尾州マテリアル・エキシビション(BME)」では、尾州の独自技術を生かし、他素材には難しいハリコシや...



《26年春夏尾州マテリアル・エキシビション㊤》独自の技術で多彩に見せる

2025/05/01

 意匠素材を得意とする尾州産地の総合展「26年春夏尾州マテリアル・エキシビション」(BME)が開かれた。温暖化の影響で、快適性や機能性を重視する傾向は高まっている。短い春と秋、そして長い夏に対応したMDの変更が進む...



25~26年秋冬トレンド解説 ⑥ツイステッドボディー 新しい造形美を模索

2025/04/28

 ここ数年のデザイナーコレクションは、女性の体に焦点を当ててフォルムを探求する動きが続いていた。25~26年秋冬はその動きが発展し、体をデフォルメする表現が広がった。肩が筋肉のように盛り上がり、腰が極端に膨らんでい...



【軌跡】《「レイビームス」40年 歴代ディレクターの証言㊦》いつの時代も自由に、新しい提案

2025/04/28

 15年に「RBS」をスタートした。仕入れ比率が少ない地方店も、都心店と同様にシーズンテーマを表現できるよう、通常のオリジナルより上質な素材を使って凝ったデザインの商品を企画した新ラインだった。【関連記事】【軌跡】...



【FBプロフェッショナルへの道2024⑬】アパレル編③ 少子高齢化による対象人口の縮小が課題

2025/04/25

 アパレル編の3回目は、インナー・レッグウェアと子供服に焦点を当てます。どちらも実用品の性格が強く底堅い需要がある半面、少子高齢化による対象人口の縮小という構造的な問題が横たわります。子供服は好調企業による寡占化が...