《これからの百貨店運営2025①》客数・客単価 コロナ禍前の課題再び
2025/09/24
繊研新聞社が全国百貨店を対象に実施した24年度の「購買動向・営業政策」アンケートによると、入店客数の増加、客単価の上昇が続いた。ただ、入店客数の伸び率は鈍化し、買い上げ率の低下も続く。また、衣料品部門の購買客数も...
2025/09/24
繊研新聞社が全国百貨店を対象に実施した24年度の「購買動向・営業政策」アンケートによると、入店客数の増加、客単価の上昇が続いた。ただ、入店客数の伸び率は鈍化し、買い上げ率の低下も続く。また、衣料品部門の購買客数も...
90年代後半、国内合繊メーカーはポリエステルの大増産を続ける中国、台湾、韓国勢などに押され、97年のアジア通貨危機を経て合繊価格が半値以下になるなど厳しい事業環境に直面していた。各社生き残りをかけ繊維事業の分社化...
天然繊維も中国では根強い人気だ。中でも日本ならではの加工などで表情を持たせたテキスタイルの需要が高い。「綿や麻を中心に天然素材を使ったテキスタイルを見ている人が多かった」と振り返るのは宇仁繊維だ。ベーシックな綿素...
上海で開かれたテキスタイル総合見本市「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス」秋展は、天候が不安定だったものの多くの来場者が訪れ活況だった。日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)が出展をとり...
行政と手を取り合い、日本の繊維・アパレル産業を盛り上げる――日本アパレル・ファッション産業協会(JAFIC)専務理事の川口晴人さんは、そう考える。国産比率は2%以下まで減ったが、日本の素材は海外から評価されており...
織布の準備工程の一つである経通(へとお)し職人を志し、柘植綾子さん、大村直子さん、岡部正子さんが名乗りを上げた。経通し職人として新たな働き方を提示する府川容子さんと3人の出会いを後押ししたのは、産地の人たちだった...
「賃上げするためには、どうしたら良いかを真剣に考えていかないと」。UAゼンセン製造産業部門は、そう話す。同部門は繊維素材や繊維加工、染色などの業種で組織し、885組合、約19万人が加盟する。労働組合の組織を生かし...
生地を織るために必要不可欠な工程である「経通(へとお)し」。裏方の仕事として捉えられ、高齢化や担い手不足が深刻化していた工程の一つだが、浜松市を中心とする遠州産地でその職人を目指す人が増えている。ある一人の移住者...
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産業の未来は人――十数年にわたって産地を回り続けてきた糸編代表の宮浦晋哉さんは言う。「産地には魅力があふれているが、やり方がうまくない。可能性があるのにもったいない」とのもどかしさを常に抱いてきた。この数年は、工...