連載

《データ活用でLTV経営になるために⑦》顧客データを活用した施策例 (1)誰もが顧客のインサイトへ

2025/11/11

 前回は顧客軸を重視し、客数を新規と既存に分ける話をしました。いくつか事例を挙げてみたいと思います。【関連記事】《データ活用でLTV経営になるために⑥》顧客軸でデータを活用して考える写真とカメラの相関関係 カメラの...

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《攻めるが勝ち!紡績再編のゆくえ①》カワボウ ユニチカスピニングを買収

2025/11/11

 繊維産業を川の流れに例えた場合、最上流に位置するのが糸を作る紡績。その紡績を取り巻く経営環境は厳しい。一つは外部に委託してきた撚糸などの工程が廃業や縮小によって物作りに支障が出てきたこと。もう一つは既存顧客である...



26年春夏トレンド解説 ①デイリークチュール 現代のリアルなドレスが完成

2025/11/07

 26年春夏デザイナーコレクションは、日常のエッセンスを取り入れたドレッシーなスタイルが広がった。イブニングドレスに見られる立体的なフォルム、クラフトテクニックを駆使した装飾。そういった華やかな要素を、カジュアル素...



《外部環境の変化とSCマーケティング㊤》求められるプラットフォームビジネスへの転換

2025/11/04

 当社は全国のSCディベロッパーにコンサルティングサービスを提供している。「SC経営の現場を持つコンサルティング会社」という希少性もあってか、多くのクライアントから相談を頂くが、そこには「共通の課題」が垣間見える。...



《データ活用でLTV経営になるために⑥》顧客軸でデータを活用して考える

2025/11/04

 これまでの一般的なデータ活用は、店舗別・商品別が中心で、「よく売れているあの店を強化・改装しよう」「よく売れているこの商品を追加生産・発注しよう」と店舗軸・商品軸の数字から仮説を立てていました。しかし人口減・可処...



《縫製業のリアル⑨》特定技能の活用 受け入れ進むが課題も浮上

2025/11/04

 在留資格「特定技能」での在留外国人は25年6月末で33万6196人に達した。縫製業界でも深刻な人手不足を背景に、特定技能制度を活用する動きが広がる。工場では受け入れが本格化しつつある一方、制度運用に伴う課題も浮か...



《縫製業のリアル⑧》特定技能の受け入れ 技術力に期待の一方、懸念も

2025/10/31

 「特定技能外国人の受け入れ状況」について聞いたところ、「これから受け入れを開始する」が42%で最多だった。外国人技能実習制度を活用してきた工場からの注目度の高さがうかがえる。【関連記事】《縫製業のリアル⑦》人材育...



《ショップが長く続く訳㊦》新たな売り方・情報発信に挑戦

2025/10/30

 数十年続くセレクトショップでは、SNS活用や新しい売り方を模索するところが増えている。接客重視や、ぶれないバイイング基準など変わらない部分を極めるだけでなく、存続していくための新たな挑戦をする動きが広がっている。...



《縫製業のリアル⑦》人材育成 創意工夫し次世代へ技術継承

2025/10/30

 地方都市ほど人口減・少子高齢化が加速しており、人材の確保・育成は大きな課題になっている。特に縫製工場では若い工員の採用が難しい。入社したとしても早期退職が後を絶たない状況だ。それでも生産現場では次世代への技術継承...



《台北紡織展から㊦》日本企業は技術で勝負 認知向上の機会にも

2025/10/29

 日本ならではの加工技術による希少性で支持――台北紡織展(TITAS)には昨年に引き続き、主催者の台湾紡織拓展会(紡拓会)と石川県繊維協会の交流の一環でシモムラ、前多、福井経編興業が参加した。ほかにも2社が新たに出...