《創立50周年を迎えた関西スポーツ用品工業協同組合㊥》初代理事長に鬼塚喜八郎 加盟企業の成長に寄与

2025/06/23 12:00 更新有料会員限定NEW!


2000年のISPO見本市研修旅行

 関西スポーツ用品工業協同組合は74年(昭和49年)に中小企業等協同組合法に基づき設立され、初代理事長には鬼塚喜八郎(アシックス創業者)が就任した。鬼塚は同組合の源流となる「関西スポーツメーカー正和会」の初代幹事長であり、その正和会は「関西スポーツ用品工業会」へと発展し、同組合の前身となった。

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相互の扶助と団結を 

 関西スポーツ用品工業会は結成以来、会員の相互扶助と団結により親睦、研究、教育、情報提供、関係諸団体との連絡・協調などに積極的な活動と運営を行って、スポーツ用品業界の発展に寄与してきた。

 しかし、当時は「景気は沈滞し、諸経費は高騰、政府の金融引き締めは緩和の兆しすら見られない情勢」。このような厳しい情勢に対処するため協同組合として設立、従来以上に組合員の相互の扶助と団結を図るのが目的となった。

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