《設立15年目の「ディウカ」静かに燃え続ける情熱㊥》服を作るうれしさ、失敗から学ぶ
2025/07/28
ある日、デザイナーの田中崇順の家に「ディウカ」のパタンナーとなる松本志行が訪ねてきた。ディウカを始める3年前、08年頃の話だ。松本は田中のポートフォリオを見て「あ、すごい」と思わず感嘆した。デザイナーを志していた...
2025/07/28
ある日、デザイナーの田中崇順の家に「ディウカ」のパタンナーとなる松本志行が訪ねてきた。ディウカを始める3年前、08年頃の話だ。松本は田中のポートフォリオを見て「あ、すごい」と思わず感嘆した。デザイナーを志していた...
イタリア・フィレンツェで6月17~20日に開催された世界最大級のメンズファッション見本市、ピッティ・イマージネ・ウオモでは、出展ブランドをコンセプトごとに分類し、それぞれのセクションでブランドを紹介している。中で...
「働いている若手の本音を聞きたい」――ある産地企業の社長と話していた時の言葉だ。次世代を担う若手人材は産地の存続に欠かせない存在。企業は休日制度の充実や設備投資など人材確保への動きを強め、若手の活躍が目立つ産地も...
繊研新聞の紙面に掲載された記事から、業界の出来事を振り返る「24年度ファッションニュース」の下期編です。ニュースの見出しから、24年10月~25年3月にどんなことが話題を集めたのか、見ていきます。【関連記事】【F...
「経済的に余裕があっても、洋服にお金をあまり使わなくなり、旅行に使うようになった」とはマリーニ・インダストリーのリカルド・マリーニ社長。ファッション消費が低迷し、高級品市場は減速。低価格市場との二極化も進む。コロ...
26~27年秋冬向けファッションテキスタイルの商談が本格的に動き出した。米国の関税措置や為替変動、地政学的リスクなど事業環境を取り巻く環境は不透明さを増し、ファッション消費の低迷も続く。7月に開かれた国際素材見本...
伊素材見本市ミラノウニカ26~27年秋冬で立体感や躍動感、輝きがキーとなった。秋冬の定番柄のチェックでも、そのテクニックが光る。絣のような見た目の生地も多い。素材本来の柔らかな肌触りもポイントだ。(関麻生衣、写真...
世界のアパレル・ファッション用途に使われるウールは、豪州のメリノウールが大半を占める。その豪州の牧羊業界が、厳しい経営環境に陥っている。供給側(牧場側)は、たびたび起こる干ばつ、エネルギーや飼料などの高騰が経営を...
伊素材見本市のミラノウニカ(MU)26~27年秋冬が7月に開かれた。MUがトレンドテーマで鍵とした、立体的な表面感や視覚効果で動きを加えるテキスタイルが引き続き良さそうだ。ラメやスパンコールが輝きを放つ華やかな雰...
衣料品にとって主要な繊維原料である綿花や羊毛。いずれも相場があり、世界の需給に応じて変動する。昨今は最大の消費国である中国市場の不振で需要は低調に推移している。米国の関税措置が世界経済やサプライチェーンに与える影...