連載

《25~26年秋冬尾州マテリアル・エキシビション㊤》変わる季節感や消費に対応

2024/10/01

 意匠テキスタイルの尾州産地が大きな変わり目に差し掛かっている。温暖化の影響で盛夏物の需要が高まり、防寒物の需要期が短くなっている。尾州が得意とする秋冬素材の代名詞、ウールの扱いが減少している。【関連記事】尾州産地...

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《有力企業に聞くCRM》⑤三井不動産 自社ECモールも強みに

2024/10/01

 大手SCディベロッパーが競合が激しくなる中で、CRM(顧客情報管理)を「お客から選ばれる施設になる」施策として一段と強化している。三井不動産は幅広い業態の商業施設と自社ECモール「アンドモール」を持つ「強み」を生...



【軌跡】《「マドモアゼルノンノン」の60年㊤》細身にこだわり 1店舗だけで憧れに

2024/09/30

 「マドモアゼルノンノン」はデビューして今年で60周年を迎えた。60年も続いている日本のアパレルブランドはほかにもあまり見られないが、同ブランドはデザイナーの荒牧太郎が1964年に立ち上げ、現在も手堅くファンを確保...



《これからの百貨店運営2024》③顧客政策 外商、インバウンドをどう増やす?

2024/09/30

 顧客政策では、都心、地方を問わず好調な外商部門をさらに強化する動きが鮮明だ。つながりを濃く深くして商機の拡大を目指す百貨店が増えている。また、大都市部の百貨店ではインバウンドの顧客化に着手している。コロナ禍前実績...



《有力企業に聞くCRM》④モデラート 〝思い〟を最適化して配信

2024/09/30

 パーソナルスタイリングサービスが元になって生まれた、DtoC(消費者直販)ブランド「ソージュ」を運営するモデラート。ブランドを始める前から顧客と関係構築してきたとあって、CRM(顧客情報管理)は施策というより「ブ...



《これからの百貨店運営2024》②MD政策 強化する売り場は?

2024/09/27

 アフターコロナとなり、多くの百貨店が改装投資を進めている。今後の売り場作りで「強化する部門(売り場)」は、前回調査と変わらず食品、化粧品、特選・ラグジュアリーが多い。「縮小する部門(売り場)」も引き続き衣料品が断...



《有力企業に聞くCRM》③バロックジャパンリミテッド ブランド別で顧客分析

2024/09/27

 バロックジャパンリミテッドは、ブランドごとに異なる顧客の特徴を分析しクーポン施策などに生かしている。新規顧客の開拓や休眠会員の掘り起こしで効果が上がっており、今後はデータをもとに「需要予測にもつなげたい」と白岩英...



《これからの百貨店運営2024》①客数・客単価 「5類」移行で増加・上昇続く

2024/09/26

 繊研新聞社が全国百貨店を対象に実施した「購買動向・営業政策」アンケートによると、23年度も入店客数の増加、客単価の上昇が続いている。一方で、目的買い客中心だったコロナ下からの脱却が進んだことで、買い上げ率は軒並み...



《有力企業に聞くCRM》②アシックスジャパン アプローチを個別化し情緒的価値を伝える

2024/09/26

 アシックスジャパンは、会員サービス「ワンアシックス」を軸にしたCRM(顧客情報管理)で、好みに合わせた個別のアプローチに取り組んでいる。カジュアル系のスポーツスタイルや各種スポーツシューズ、ウェア、安全靴など幅広...



企業業績をも左右する「小紅書」とは何か㊤ グーグル+インスタグラムの影響力

2024/09/24

 中国は世界有数のSNS大国であることはよく知られる。多くの情報がソーシャルメディア上で飛び交い、その情報をもとに消費行動が生まれる。いわゆる「KOL」(中国語で網紅)と呼ばれるインフルエンサーたちの存在は、企業の...