2万500店で目玉品を準備 Xマス商戦につなげる
イオンは、25~27日に初めて「ブラックフライデー」キャンペーンを実施する。米国で定着しているキャンペーンを持ち込み、クリスマス商戦につなげる。イオンリテールを中心とするGMS(総合小売業)500店とイオンモールに入るテナント2万店の計2万500店が「衝撃価格」の目玉商品を準備する。
イオンモールはテナント企業に連携、施設ごとに打ち出す。目玉商品は、ブランドショップハピネスの「コーチ」のバッグ9600円(税込み)、ジュエリーツツミのプラチナダイヤモンドネックレス1万7990円など。
「並んでも買いたい商品を準備」(谷口良文マーケティング部部長)することに力を入れた。同社はディベロッパーだが、テナント企業と連携した商品の魅力で消費を盛り上げる考えだ。
イオンリテールでは、羽毛布団や掃除機の「ダイソン」などの目玉商品を準備する。
グループのシューズ専門店、ジーフットでは3日間限定のセールなどを行う。