「ミラオーウェン」が売れてる理由

2016/03/23 06:10 更新


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 マッシュスタイルラボのレディスブランド「ミラオーウェン」が勢いを取り戻している。14年春の鮮烈なデビューが業界で話題になったあと、一時低迷したが、15年秋以降は既存店売上高が前年同期比平均20%増で推移している。ノームコアブームの影響で市場にベーシックな服がはんらんした間も、ブランドコンセプトの〝ネクストベーシック〟を磨き上げ、30代半ば~40代前半の本物志向の大人女性の支持を広げている。

 ミラオーウェンの特徴は、ネクストベーシックという絶妙な言葉に凝縮されている。ライフスタイルの多様化に伴い消費の中のファッションの比重が低下するなか、洗練された本物志向の女性に、今の気分や流行も取り入れた、ただのベーシックではない服を手頃な価格で提供する――。注目企業の新ブランドとあって業界の関心も高く、ルミネ新宿の1号店で好スタートを切ったあと、一気に店舗数を拡大していった。

 ところが14年10月ごろから、ブランドの予算が達成できなくなってくる。そこから1年弱ほど続いた苦戦について、ディレクターの井木秀香さんは「ブランドの未熟さ。ネクストベーシックが、ものづくりで表現できていなかった」と振り返る。

 高いクオリティーの商品がこの価格で買える、というブランドの核を妥協したことは一度もないと強調する。ただ、14年秋冬に9店、15年春夏に6店といった急速な出店ペースに追いつくことや、周りの多くのベーシックブランドとの差別化には苦心した。

16年春は、より大人っぽく洗練された商品が売れている

続きは繊研新聞で


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