韓国のECモール、ムシンサ(チョ・マンホ、パク・ジュンモ代表)がソウルの聖水で運営する高感度編集ショップ「ムシンサエンプティ」の上期の実店舗販売額で外国人客の割合が半分を超えた。外国人観光客のファッションショッピングコースとして注目されている。
ムシンサが1月~6月23日の約6カ月間、ムシンサエンプティの店舗販売額を分析し、外国人客の売り上げが前年同期比61%増えたことが分かった。
これはムシンサエンプティがショッピングのメッカの聖水で、国内外の新興デザイナーブランドが揃うファッション編集ショップとして口コミで広がったことによる。観光客に注目された「チャールズ・ジェフリー・ラバーボーイ」「マリーン・セル」「グラウンズ」などがエンプティを通じて国内外に顧客接点を広げた代表的なブランドだ。
また国内デザイナーブランド「スタンドオイル」がムシンサエンプティの独占コレクションを発売し、期間限定店を開いて大きな反応を得た。購入客の半分以上が外国人観光客だった。「アンダーソンベル」「ホジャボイアクセ」など国内ブランドと協業、ムシンサエンプティの感度を加えたコレクションを披露し注目度を高めた。
ムシンサエンプティは、海外で注目されている国内デザイナーブランド「オホス」と「ハンター」との協業コレクションを7月3日まで先行販売している。発売を記念して、期間限定ショップが開かれ、レインブーツを購入した顧客を対象にレインポンチョをプレゼントするイベントも実施している。
ムシンサの関係者は「ムシンサエンプティ聖水は外国人観光客の増加に支えられ、約6カ月間の店舗売上高が前年同期比36%伸びた」とし、「今後もニッチファッションブランドを発掘して育成する代表的な編集ショップとして国内外の新興ブランドの成長パートナーとなる」としている。
(韓国・TENANT NEWS)
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