総合アパレルメーカーの7月(速報値、売上高)は、百貨店販路の不振やインバウンドを含む客数減などが響き、全体としては低調だった。一部商業施設でセールが後ろ倒しになった影響もあり、夏物を中心にセール販売は伸びた。全社売上高は、オンワードホールディングス(HD)が昨秋に連結対象となったウィゴーの実績を含め前年同月比30.3%増(既存店1.3%減)。ワールドは1.2%増(0.5%増)、TSIHDは9.7%減(4.8%減)、三陽商会は1%減だった。
(坂入純平)
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