伊藤忠商事・岡藤会長「発想を変えろ」 繊維500億円へ新しいビジネスの芽

2026/03/16 06:29 更新有料会員限定NEW!


岡藤正広代表取締役会長CEO

 伊藤忠商事は、今期の連結純利益(IFRSベース)で9000億円を見込み、総合商社の中でもトップクラスの業績だ。他の総合商社がエネルギー、資源分野を主力事業とするのに対し、伊藤忠は非資源分野での収益確保を得意にする。繊維や食料、コンビエンスストアなどの生活消費関連分野に強みを持ち、安定した高利益率を誇る。岡藤正広代表取締役会長CEO(最高経営責任者)は「総合商社の共通する経営課題は脱資源。商社として新しい領域にチャレンジせなあかん」が持論だ。同社繊維カンパニーは今期、連結純利益で史上最高の400億円を達成する見込みだが「商社ビジネスは新しいステージに入っている。繊維カンパニーもこれで満足したらあかん。まずは500億円を目指してもらいたい」と強調する。

(北川民夫=本社編集部)

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「業績が大きく好転した」

 繊維事業において純利益500億円のハードルは決して低くはない。しかし、岡藤会長は「繊維事業で細かく見ると500億円は大変な数字だが、大きく見るとそんなに大したことではない。発想を変えて、今後どの領域が伸びるのかを見極めることが大事だ」と言い切る。そこで注目するのがスポーツ分野だ。

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