レポート+

ゆとり世代の卒業作品展(古川富雄)

2014/03/01

この時期、ファッション専門学校の卒業作品展に呼ばれます。審査員をすることも多く、学生は学業の集大成として、また将来のステップとして作品を出すわけですから、こちらも真剣に見ます。学校によって、特徴があるのも楽しみの一...

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「高嶺の花」と「震災後」(若狭純子)

2014/02/28

お久しぶりです。1カ月ぶりのレポートです。まず最初に、先週まで、記録的な大雪の影響を受けた皆さまにお見舞い申し上げます。雪かきのお手伝いにも伺えず、情けない限りですが、早い復旧をお祈りしております。今回の大雪のよう...



チャンス(藤永幸一)

2014/02/28

カフェの隣の席で、アパレル関係と思しき男性の会話。「ウェブの売り上げは好調だけど、店頭は今一つ!セールも、失速した店舗が多かった」。「在庫内容がね、ぱっとしないんだよね」。「スタッフの販売力にも問題はあるね」。「う...



フランス人と交渉する(阿賀岡恵)

2014/02/25

そうこうしているうちに二月も終盤、パリファッションウィークも目前です。NYCメンズに続き、今度はレディースの海外セールスです。長く続いた円高期を経て、ようやく主要外貨が円に対して戻ってきました。ということは、海外ビ...



偉大なるベイリー(若月美奈)

2014/02/17

このタイトルを見て、ファッション関係者ならまず、バーバリーのクリストファー・ベイリーが頭に浮かぶかもしれない。チーフ・クリエーティブ・オフィサーの肩書きでデザイナーとして活躍していたかと思えば、昨年末にはなんと、ア...



ダイヤモンドの好奇心 ここで磨く(松井孝予)

2014/02/14

ヴァン クリーフ&アーペル。このジュエリーメゾンの物語は、恋愛から始まる。宝石商の娘エステル・アーペルと、宝石職人の息子アルフレッド・ヴァン クリーフが恋に落ち、1895年に結婚。「ヴァン クリーフ&アーペル」が誕...



組織を変える(藤永幸一)

2014/02/13

アパレル会社は、組織変更が好きだなと思います。成長に合わせて、組織を変えていくというのはわかります。でも、そういうタイミングとは思えないときにでも、変えています。そして、組織は変わったのに、人材が変わらないから、結...



徒然ニューヨーク展示会(阿賀岡恵)

2014/02/05

前回の2014秋冬メンズ・ニューヨーク展示会レポートの続きです。そんでもって、展示会初日。前日の夜からチラチラ降りだした雪んこが、なんと朝にはこんな状態に! 雪のせい(?)で初日から遅刻をかましつつも全く気にせず、...



この靴を履いたら、あなたもジェームス・ボンド!?(杉本佳子)

2014/02/05

 クラシックなメンズドレスシューズでありながら、スニーカーにも劣らない履き心地の良さを加えた高機能メンズシューズが、今秋市場に出てきそうだ。ブランド名はジェフ・ロバーツ。開発したCEO(最高経営責任者)でクリエイテ...



スタイルということ(藤永幸一)

2014/02/02

昨年の春から、接客研修では、「これからは、アイテムを売るのではなく、スタイルを意識して接客するほうがいい」ということを言い続けています。お客様に、スタイルの提案をしようということです。そもそも、「スタイル」という概...