1面デスクに、なっておりました(若狭純子)

2014/06/16 00:00 更新


大変、ご無沙汰してしまいました。梅の花の季節から、梅雨まで飛んでしまいましたが、この数カ月の変化についてお話ししたいと思います。

4月1日から、1面デスクになっておりました。右肩に小さな桜模様の「繊研新聞」という題字が付いている、私たちの新聞の1ページ目を作っていく担当です。

5月14日付の繊研新聞に、「デスク対談」という小さな記事が載っていますので、お読みいただいた方もいらっしゃるかも知れません。

デスクという仕事は、あまり外に出すものではないものですが、今回はちょっとした変化であったと思います。

おそらく、名前に「新聞」と付く世界で、女性が1面デスクというのは、珍しいことだからです。繊研新聞でも、初めての珍事と言えるでしょう。

最近は、女性の活用というのが話題の一つで、かつてより職域が広がっていることは間違いないようですね。繊研新聞でも昨年から、「組織に生きて」「ファッションビジネス(FB)の女性リーダーたち」などの1面連載を続けており、私も責任者として関わってきました。

FB業界はもともと女性が多い半面、管理職(部長級)に女性が占める割合は3.7%と、他産業より低いことがわかりました(13年6月繊研新聞社調べ)。

そのため、社内には女性のロールモデル(役割としての理想の姿)が見つからない、と感じている若い女性たちがいたり、男性幹部が女性のロールモデルをなんとか作りたいと考えていたりするようです。

もし、身近には少なかったとしても、FBの世界全体で見れば、しなやかに仕事を続けている女性たちがたくさんいらっしゃいます。取材を通じてお会いした皆さんは、本当に魅力的な方ばかりです。

共通するのは、それぞれに、オリジナルの(自分でつかみ取った)言葉を持っていらっしゃること。

そのせいか、「FB女性リーダー」の取材を通じて、「毎回、必ずメモして残しておきたい言葉があるんですよね。不思議なくらいに」と私の上司(男性)も、話していました。

おそらく、女性の方が男性よりも、人生において大小さまざまな選択を迫られます。家事や育児、介護などでも、負担が大きい面があるのだろうと思います。

そうした中で、自分自身が納得し、消化した言葉を持っていないと、仕事を長く続けることが難しいのかも知れません。

しかし、無意識にでも、自分らしい言葉が蓄えられることが、女性たちをまた、輝かせているような気がしています。

私も取材や原稿書きを通して、学ぶこと、嬉しくなることが多く、感謝しています。日々の仕事の中で、ドヨ~ンとしてしまう時も、素敵な方々にお会いしたことや言葉を、いつの間にか思い出して、また元気を取り戻している感覚もあります。

読者の皆さまにもご好評をいただき、ありがたい限りです。また、8月に「FBの女性リーダーたち・第3部」の掲載を予定していますので、ご高覧いただけましたら、幸いです。

今度は、初めて1面デスクとして担当する連載。また、違った角度で携わることで、良い化学反応が生まれるよう、自分なりに最大限に努めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



わかさ すみこ:総合1面デスク。92年入社、東京営業部配属。95年から大阪編集部、テキスタイルトレンドなどを担当し、2010年から商品面デスクとともにファッショングッズ分野などを受け持つ。北海道出身。これから、デスクのひとりごと的レポートを始めますので、よろしくお願いいたします。

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