リマ初上陸のあの企業がやって来るっ~!(横塚永美子)

2014/06/22 00:00 更新


みなさん、お元気ですか?

今日はペルーで一番日本に近い場所、ヘススマリア地区にできたリアルプラザサラベリーをリポートします。

ヘススマリア地区には昔から日本人や日系人が多く住んでおり、日本大使館や日系の病院、日秘会館(日本とペルーの交流施設)などがあり、日本と深い関わりをもつエリアです。ここに、敷地面積およそ70000㎡、5階建ての巨大モールが先月誕生しました。

 



ローカルブランドをはじめ、バナリパやGAP、 UGG、ZARAなどお馴染みのインポートも集結。今回の目玉になるのはやはりペルー初上陸のforever21。8月にオープン予定ですが、やはり注目はプライス。

 



例えば、こちらでのザラの価格は日本より10%-15%高いような気がします。日本のような所謂ファストファッションみたいな感じではなく高感度ファッションの少しお高めのリアルモードと認識されています。

リマにはガマラというファッション問屋街があり、ペルーのローカル業者だけでなく、コロンビアやベネズエラ、ボリビアなどのバイヤーや一般の買い物客が1日に1000万人が訪れると言われる、リマで最も人が集まる場所です。今年の母の日には1日の来場者数が4000万人だったそうです。

クリスマスや特別なイベントがある週だと1日およそ2000万人以上とか。ガマラのコンセプトは頭からつま先までのコーディネートがs/.60(日本円で2400円程度)でできるという、どこかで聞いた事のあるコンセプト笑です。

ただ、実際はもう少しお高いかな~とは思いますが。。これなら着れるかも♪というトップスでs/.30-40前後(1200~1600円程度)なのでforever21のプライスとかぶりそうな予感です。

私事ですが、先日私のセミナーでたまたま、forever21のプライス(USドル)を伝える機会がありそのプロモーション性の高さやデザイン、価格に皆とても驚いていました。

私個人としては、ファストファッション企業が良いという訳ではないのですが、ペルーのアパレルは日本に比べ、全体的完成度といいますか、値段と商品のバランスがあってないような気がしますので、ペルーのアパレル業界にとっていい機会なのでは……なんて上から目線ですいませんが、外国から来たいち消費者の意見です笑。というわけで、8月のforever21オープンからのペルーのファッション動向が楽しみであります。

それではちゃおちゃお。



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