松井孝予

仏蘭西は1日にして成らず。同居犬ジャック・ラッセルたち並の嗅覚を持つパリシェンヌ(パリ犬)になりきって、この国の奥深さをサラッとお伝えしていきます。 まつい・たかよ 締め切りから解放されたい欲望からトーキョーの出版社勤務にピリオドを打ち、職ではなく食を求めパリに来たはずなのに… 美食だけの人生は許されず(当たり前)、センケンの通信員をしています。締め切り+時差の皮肉な運命に逆らわず、仕事と食歴磨きに励む毎日です。

アルル、そしてパリ 「ウーマン・イン・モーション」(松井孝予)

2024/11/05

パリは写真のシーズンへElles × Paris Photoパリは9月にはじまるラ・ラントレ(新シーズン)から、さまざまな「ウィーク」がリレーのように駆け出す。デザインウィーク、ファッションウィーク、アートウィーク...

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150 ans de l’impressionnisme ― 印象派150年(松井孝予)

2024/09/02

画家のデヴィッド・ホックニー(2017年~)とピート・ドハーティ(1979年~)との共通点は?なにゆえこの突拍子もない質問でこのレポートが始まるのか。それは次の答えにあります。≫≫前回までのレポートはこちらからふた...



次世代の未来を拓く ユニクロがパリ郊外でスポーツイベント(松井孝予)

2024/08/09

フランスは春から夏にかけて、ローラン・ギャロス(全仏オープン)、サッカーリーグ、ツール・ド・フランス(ロードレース)と、スポーツのビッグイベントが続き、観戦熱がぐんぐん上昇!そしてツール・ド・フランスがシャンゼリゼ...



北フランス・リール Textimoov ! スポーツ編(松井孝予)

2024/07/03

前回のリールで開催中のテキスタイルの展覧会、Textimoov! の続きです。≫≫前回までのレポートはこちらから大胆にもパート1で同展のトリを飾るテーマ「宇宙」から紹介してしまったので(その理由はまずはアンリアレイ...



北フランス・リールで「アンリアレイジ」月面着陸 Textimoov!宇宙編(松井孝予)

2024/06/19

リール、とは_Lille_ ベルギーとの国境に近いフランス北部に位置する美しい都市、リール。ガイドブック的に紹介するなら、「中世からフランドル地方の中心として栄え、その歴史的背景から旧市街地には17世紀のバロック建...



これぞフランスの醍醐味! ラ・コマンドゥリー・ドゥ・ペラソル Part I 現代アートとのダイアローグ(松井孝予)

2024/05/17

「テロワール&アート、アート&テロワール」いつか行ってみたい!と思っていたラ・コマンドゥリー・ドゥ・ペラソル/LA COMMANDERIE DE PEYRASSOL。ついにこの地に立ち、目の前に広がる風景を見て咄嗟...



パリ左岸ル・ボン・マルシェで読書する(松井孝予)

2024/04/26

≫≫前回までのレポートはこちらからまさか、あのコレット colette を忘れていませんよね?と、唐突な質問ですが。コレットとは、フランス人作家のコレット(Sidonie-Gabrielle Colette 187...



若手アーティストを育てる・現代芸術を見る(松井孝予)

2024/03/05

前回のレポートでは「モードの若手クリエイター」をテーマにお届けしました。それに続き、今回は「若手アーティスト」について。アート&インダストリーデザインの分野では、突然スターが現れるようにみえるのですが、これはやはり...



若きクリエイターへ! イエール国際フェスティバル(松井孝予)

2024/01/18

FESTIVAL INTERNATIONAL-HYERES若い才能への願いを込めて、2024年のレポートplusをスタートします。昨年、とても心に響いた取材のひとつに、イエール国際フェスティバル(イエール)が挙げら...



パリでフォト(松井孝予)

2023/12/22

PARIS PHOTOパリという都市は、同じカテゴリーのいくつものイベントを「ウィーク」とか、「シーズン」とかのネーミングで集合化する特技を持っています。モードでは「パリ・ファッションウィーク」、なんてあらためて言...