松井孝予

仏蘭西は1日にして成らず。同居犬ジャック・ラッセルたち並の嗅覚を持つパリシェンヌ(パリ犬)になりきって、この国の奥深さをサラッとお伝えしていきます。 まつい・たかよ 締め切りから解放されたい欲望からトーキョーの出版社勤務にピリオドを打ち、職ではなく食を求めパリに来たはずなのに… 美食だけの人生は許されず(当たり前)、センケンの通信員をしています。締め切り+時差の皮肉な運命に逆らわず、仕事と食歴磨きに励む毎日です。

パリ ランドマークのルネサンス(松井孝予)

2021/07/02

ボンジュール、パリ通信員の松井孝予です。都市封鎖緩もほぼ全面解除、のパリとなりました。ながーい、ながーい間閉鎖されていた、レストラン、シネマ、美術館は大繁盛。そしてついに、パリのランドマークに隠されていた名所が長い...

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開いた開いたのパリ!(松井孝予)

2021/06/09

ボンジュール、パリ通信員の松井孝予です。とうとう開きました。百貨店、ショッピングセンター、ブティック、etc.エスカレーターで移動しながらのショッピングなんて4か月ぶり。そして、ついについに開いた開いた。カフェ、バ...



パリ・トランスフォーメーション(松井孝予)

2021/04/22

ボンジュール、パリ通信員の松井孝予です。第1回ロックダウンから1年経ちました。そしてまた1年前に逆戻り。フランスは(まさかの)3度目のロックダウン中です。都市封鎖が緩和されたニューヨークやマドリード、そしてロンドン...



夢で逢えたら パリ・ヴァレンタイン2021(松井孝予)

2021/02/19

ボンジュール、パリ通信員の松井孝予です。日本の暦で立春を過ぎたあたりから、フランスでは台風が続き、セーヌ川は3年ぶりに氾濫。水位は5メートルに上昇し、河岸の散歩道(旧河岸高速道路)はどっぷり冠水。「カフェオレ色のセ...



パリの美術館事情(松井孝予)

2021/02/10

ボンジュール、パリ通信員の松井孝予です。10、9、8…3、2、12月から第3回目のロックダウンが(ほぼ)確定と報道されていたフランス。ところが、経済や教育(特に幼児期)の問題、国民の精神的疲労が限界に達する一歩手前...



ロックダウン「ライト」のクリスマス(松井孝予)

2020/12/28

ボンジュール、パリ通信員の松井孝予です。コロナ感染第2波で10月30日から続いていたロックダウン(都市封鎖)が、今月15日、緩和第2フェーズの夜間外出制限へと緩和されました。≫≫松井孝予のレポートはこちらから緩和第...



パリ左岸、セーヴル N°40 で(松井孝予)

2020/11/06

ボンジュール、パリ通信員の松井孝予です。まずは鐘の音が聴こえるこのビデオからどうぞ_≫≫松井孝予のレポートはこちらから10月下旬のある晴れた朝。「10時です」と鐘が空に響く。コロナの時代の複雑な日常が気持ちよく消え...



フィ・ジ・カル! パリ・デザインウィーク(松井孝予)

2020/09/25

ボンジュール!パリ通信員の松井孝予です。9月です。会社、学校、文化プログラム、すべてがスタートする9月ですが。ここでわざわざ書く必要もないですよね、何をするにもすべてがコンプリケ(複雑)。シーズン早々、さまざまなイ...



緩んでしまったパリ、それから(松井孝予)

2020/08/14

ボンジュール、パリ通信員の松井孝予です。「時の経つのは早い」ですよね、本当に。でもパリの様子を見ていると、3月中旬から8週間続いた都市封鎖が「遠い昔のこと」のように思えます。米国やブラジルのコロナ新規感染者数や死亡...



おうちでパリ(松井孝予)

2020/05/21

2か月間の都市封鎖とうとうこの日がやってきました。許可証、身分証明書を携帯することなく外出できる。しかも自宅から1キロメートル以上離れた場所にも。100キロメートルまでは移動できる。家族、とか、同居証明書のない相手...