松井孝予

仏蘭西は1日にして成らず。同居犬ジャック・ラッセルたち並の嗅覚を持つパリシェンヌ(パリ犬)になりきって、この国の奥深さをサラッとお伝えしていきます。 まつい・たかよ 締め切りから解放されたい欲望からトーキョーの出版社勤務にピリオドを打ち、職ではなく食を求めパリに来たはずなのに… 美食だけの人生は許されず(当たり前)、センケンの通信員をしています。締め切り+時差の皮肉な運命に逆らわず、仕事と食歴磨きに励む毎日です。

ブルス・ド・コメルス ピノーコレクション(松井孝予)

2022/08/15

「パリで必見の場所ってどこ?」と、尋ねられると(尋ねられなくても)迷う暇なく、反射的に「ピノーコレクション」と答えてしまう。「ブルス・ド・コメルスーピノーコレクション」/La Bource de Commerce ...

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パリの新年を救う美味な小悪魔(松井孝予)

2022/01/18

ボナネー BONNE ANNEE 2022あけましておめでとうございます。2022年へのカウントダウンから、コロナ感染者のカウントアップで幕開けしたフランス。その数、10万、20万、30万、と10万単位で急増し、あ...



マカロンの苦いパリ・スキャンダル(松井孝予)

2021/12/03

パリ=マカロン、よね唐突だが_例えば、パリでツーリストに「フランス菓子と言えば、何を思い浮かべますか」と質問したとしよう。お答えのトップはきっとこれだ。「マカロン」! これだ。「マカロン消費量のクオーターに達した」...



パリからシャンパーニュへ(松井孝予)

2021/08/02

ボンジュール、パリ通信員の松井孝予です。フランスには摩訶不思議な読み方をする地名があります。例えば REIMS _仏シャンパーニュ地方で醸造される発泡性白ワイン_本家フランス語ならLa Champagne ラ・シャ...



パリ ランドマークのルネサンス(松井孝予)

2021/07/02

ボンジュール、パリ通信員の松井孝予です。都市封鎖緩もほぼ全面解除、のパリとなりました。ながーい、ながーい間閉鎖されていた、レストラン、シネマ、美術館は大繁盛。そしてついに、パリのランドマークに隠されていた名所が長い...



開いた開いたのパリ!(松井孝予)

2021/06/09

ボンジュール、パリ通信員の松井孝予です。とうとう開きました。百貨店、ショッピングセンター、ブティック、etc.エスカレーターで移動しながらのショッピングなんて4か月ぶり。そして、ついについに開いた開いた。カフェ、バ...



パリ・トランスフォーメーション(松井孝予)

2021/04/22

ボンジュール、パリ通信員の松井孝予です。第1回ロックダウンから1年経ちました。そしてまた1年前に逆戻り。フランスは(まさかの)3度目のロックダウン中です。都市封鎖が緩和されたニューヨークやマドリード、そしてロンドン...



夢で逢えたら パリ・ヴァレンタイン2021(松井孝予)

2021/02/19

ボンジュール、パリ通信員の松井孝予です。日本の暦で立春を過ぎたあたりから、フランスでは台風が続き、セーヌ川は3年ぶりに氾濫。水位は5メートルに上昇し、河岸の散歩道(旧河岸高速道路)はどっぷり冠水。「カフェオレ色のセ...



パリの美術館事情(松井孝予)

2021/02/10

ボンジュール、パリ通信員の松井孝予です。10、9、8…3、2、12月から第3回目のロックダウンが(ほぼ)確定と報道されていたフランス。ところが、経済や教育(特に幼児期)の問題、国民の精神的疲労が限界に達する一歩手前...



ロックダウン「ライト」のクリスマス(松井孝予)

2020/12/28

ボンジュール、パリ通信員の松井孝予です。コロナ感染第2波で10月30日から続いていたロックダウン(都市封鎖)が、今月15日、緩和第2フェーズの夜間外出制限へと緩和されました。≫≫松井孝予のレポートはこちらから緩和第...