《めてみみ》ズレ買い
2017/06/06
「ズレ買い」とでも言えばいいだろうか。ファッションの買い方に、今までと少し違うパターンが広がっている気がする。例えば、古着。ブームが続いているが、売れるのにはいくつかの理由がある。 まず、新品の服や手持ちのワード...
2017/06/06
「ズレ買い」とでも言えばいいだろうか。ファッションの買い方に、今までと少し違うパターンが広がっている気がする。例えば、古着。ブームが続いているが、売れるのにはいくつかの理由がある。 まず、新品の服や手持ちのワード...
滋賀県近江八幡市に草屋根、土壁でできた風変わりな巨大建造物がある。たねやグループが15年にオープンしたスイーツの複合施設「ラコリーナ」だ。デパ地下でも人気のバウムクーヘン「クラブハリエ」といえばご存知の方も多いだ...
「キャッシュレスの時代に財布はどうなっているのかまで考えて商品開発する必要がある」。ある革小物メーカー社長は話す。生活様式や消費行動の変化によってアイテムの役割が変わることは世の常だ。以前から日本政府も成長戦略の...
「ブランドを売る時代ではなくなっている」とある百貨店の執行役員。この種の話を聞くことが増えた。ブランドに対する消費者の位置づけは確かに低下している。かつては流行と言われるブランドもあったが、最近はガウチョやコーデ...
ファッション企業が手がけるカフェやレストラン、食物販など、飲食関連の取材が増えている。独自のノウハウに学ぶことも多い。以前、飲食事業の責任者を取材した際も、「レストランは提供する商品がブレたら翌日にも修正できる」...
日曜日の夜、ホーチミン高島屋は子供たちのはしゃぐ姿であふれていた。ベトナム・ホーチミン市中心部に昨年オープンしたホーチミン高島屋。売り場面積が1万5000平方メートルと限られ、周辺の競合施設の子供服売り場が不振と...
「失うことで得られるものがある」ということを、この間の取材で痛感した。一つは靴メーカー、アサヒシューズの再生劇。98年に経営破たんし、会社更生法の適用を受けて再建を進めていたが、改革の途中で利益率の高い自社製品に...
上海でも日本同様にコンビニエンスストアの競争は激しい。日系、韓国系、中国ローカル系がある。日系の隣に韓国系や中国系が出ている場所もある。店員の対応は、やはり日系に一日の長がある。 地下鉄駅構内は日系のコンビニが中...
ハンドメイド市場が活況だ。4月末に開かれた「日本ホビーショー」には同時開催の「ミンネのハンドメイドマーケット」と合わせて約20万人が来場し、手芸用品の展示販売やワークショップを楽しんだ。芸能事務所、古館プロジェク...
百貨店のサテライト型小型店が曲がり角にある。郊外SCなどに出すチャネル戦略で、既存、新規の顧客接点を拡大してきた。しかし、売り上げが伸び悩み、赤字を強いられる店舗が相次いだ。高収益事業への転換が避けられない。 三...