《視点》原点回帰

2017/12/05 04:00 更新


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ナガイレーベンと資生堂のコスメディックプロジェクトの一環で開いた看護師のための美容講座の風景(17年10月)

 グローバル化やデジタル化が進み、ファッション産業の構造や取り巻く環境が大きく変わるなか、多くの企業が経営難に直面している。先日の取材で「ファッション企業は危機の時だからこそ、原点回帰が必要。何のために存在するのか、今すべきこと、自社の使命は何かを改めて考える必要がある」という話を聞いた。

 「ファッションとは何か、自社の顧客の今の要望に合わせ、どんな価値を提供すべきかの再定義から始めるべき。人々を喜ばせ、幸せにしたいという経営理念の根本を確認すれば、現状を打開できる」との指摘を受け、ユニフォーム業界で好業績を続ける大手2社の取り組みが頭に浮かんだ。

 学生服メーカー最大手の菅公学生服は、教育ソリューション事業を強化している。学校運営などの悩みに広く応える姿勢が、企業としての信頼と、学生服の受注につながっている。医療白衣メーカー最大手のナガイレーベンは資生堂と協業し、モノ・コトの両面から看護師を応援する取り組みを新たに開始。ナースウェアの新ブランドと、看護師のための美容講座を共同で開発し、来年から提供する。

 モノだけではない幅広い価値の提供、モノだけではない関係作りが求められる時代。自社の存在意義について再考してみたい。(陽)


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