《視点》ストーリー映え

2017/12/01 04:00 更新


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 「インスタ映え」が17年の新語・流行語大賞にノミネートされているが、記者は早くも18年に「ストーリー映え」がはやるのではないかと思っている。

 インスタグラムには、通常のタイムライン(フィード)とは別枠で、短い動画や写真の投稿、ライブ配信ができる「ストーリー」があり、ファッションビジネスでの活用が広がりつつある。

 例えばライブ配信では、イベントやショーの様子を流したり、デザイナーがサンプル段階で、「このドレスは赤と青のどちらがいい?」とバイヤーの意見を求めたり、服の全身の着用姿が伝わるよう短い動画を投稿している。スマートフォンで撮って、スタンプや文字入れもでき、投稿は24時間以内、ライブ配信は配信終了後に自動消去されるのも手軽で人気のようだ。

 まだ写真の撮影テクニックやハッシュタグを研究している企業も多いが、動画の時代もすぐそこ。ストーリーに主軸を移し、うまく使いこなしている個人、企業もいる。記者も乗り遅れないよう、少しは慣れておきたい。(裕)



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