コラム

《めてみみ》仕入れは手段

2017/06/16

 本部仕入れに集中するのか、各店仕入れを重視するのか。どちらに重点を置くかで、大手百貨店の方針はかつて振り子のように揺れた。利益重視の経営が主流になってくると、地方店や支店分の商品確保と仕入れ原価率の低減を狙いに、...

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《視点》SCとスポーツ

2017/06/16

 ミズノとイオンモールは共同で、SCで行う子供向け運動プログラムを活用した取り組みを今春から開始した。これまでミズノは全国のスポーツ施設や行政などと実施してきたが、SCとの本格的な取り組みは初という。 イオンは先日...



《めてみみ》福塩線の車窓から

2017/06/15

 JR西日本の福塩線は広島県東部の福山から塩町まで走るローカル線。沿線にはデニムやジーンズ、ユニフォームなどのメーカーが数多くあり、業界関係者にも、なじみ深い路線だ。各駅停車に揺られながら、車窓に広がる田園や山河を...



《視点》企業価値

2017/06/15

 〝超〟売り手市場の雇用情勢を受け、ユニフォームの存在意義を見直す動きが出ているようだ。 北海道・帯広の宮坂建設工業は、5年後の創業100年に向けて制服を刷新。建設業や自社のイメージ向上と、社員の意欲を高める狙いで...



《めてみみ》売れるチャンス

2017/06/14

 静岡県磐田市のSC、ららぽーと磐田はレディスファッションで新たな販促を5月下旬から開始し、「好評」という。 人気スタイリスト、城長さくらさんが館内の各ショップからトレンドテーマに沿った商品をセレクトし、ブランドを...



《視点》 美人コンテスト

2017/06/14

 20世紀の経済学者ジョン・メイナード・ケインズが株式市場の本質を表す例えとして「美人コンテスト」を持ち出している。 コンテストでは投票者に対して「美人だと思う人に投票して下さい」と呼びかける。ただし、「優勝した女...



《めてみみ》「濃さ」で勝負

2017/06/13

 セレクトショップのメンズの展示会を取材して思ったことがある。ドレスウェアの分野で、スーツの提案が増えているのだが、今秋冬は特にクラシックなディテールの盛り込み方がすごく強い。 例えば、ラペルが極太のダブルブレスト...



《視点》盲点

2017/06/13

 おしゃれな白衣を提案して業績を伸ばしているクラシコ。取材してみると、商品開発のきっかけは医師である友人の不満だったという。「白衣は数十年もの間ほとんど商品が変化せず、安価で、ペラペラで薄いポリエステル製品が中心」...



毎日がおしゃれ記念日【6月1日から15日】(出石尚三)

2017/06/12

 人はなぜ、自分の誕生日だけは忘れないのか。それは今自分がここに在ることの、たった一つの記念日だからでしょう。年に一度のバースデーは、いくつになってもうれしい。最高の記念日であります。誕生日をはじめとして、「記念日...



《めてみみ》既存店の活性は?

2017/06/09

 「既存店の活性化が重点」。以前はよく耳にしたが、最近はあまり聞かなくなった。活性化よりも不採算ブランドの廃止や不採算店舗の閉鎖の方が優先課題ということだろうか。前向きな投資と言えば、極端に言えばEC関連分野のみ。...