コラム

《めてみみ》プレコレ、勢う

2019/05/10

 ゴールデンウィークが明けると、東京はもうすっかり初夏の陽気だ。春物の上着が着られなくなり、1枚で過ごす季節を迎える。春物の店頭投入は1月上旬、そこから4月いっぱいまで販売し、この頃から売り場も変わる。 デザイナー...

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《視点》素人とプロの境界

2019/05/10

 アウトドア愛好家らの間で数年前から、「MYOG」が広がっている。MYOGとはMake Your Own Gearの略で、ギアを自作することだ。 彼らを素人と侮ってはいけない。フェイスブックのMYOGジャパンという...



《めてみみ》知ればこそ

2019/05/09

 国立社会保障・人口問題研究所の15年の調査によると、国内で不妊治療や検査を受ける夫婦は5.5組に1組。その数は年々増えている。繊維・ファッション業界で働く女性にも不妊で悩む人は多い。 十年以上治療を続けた経験から...



《視点》やっぱりすごい

2019/05/09

 少し前の取材になるが、レディスブランドのデビュー当時を担当者に振り返ってもらう機会がいくつかあった。改めて思ったのは、10年、20年前から今も健在なブランドは、続くべくして続いているということだ。 毎シーズンの商...



《めてみみ》中国の連休需要

2019/05/08

 中国は5月1日の労働節から4日まで4連休だった。昨年12月に発表された19年の祝日では5月1日のみが祝日。それが3月下旬に変更が発表された。休日の変更は珍しい。直前まで開かれていた全国人民代表大会(全人代)では経...



《視点》お任せ民主主義

2019/05/08

 統一地方選挙が終わった。今回大きな話題となったのは、立候補者が定員に満たず、無投票の選挙区が増えたことだ。人口減に悩む地方だけでなく、横浜や名古屋など大都市でも起きた。 背景には、高齢化による引退議員の増加や、争...



《めてみみ》迎える令和

2019/05/01

 元号が「令和」に改まった。振り返ると、戦後の「昭和」時代は好不況の波はありつつも、日本経済は成長軌道を描き続けた。この間、深刻な公害問題やオイルショックを厳しい環境対策や省エネで切り抜けた。ここで生み出した技術と...



《めてみみ》店のアンバサダー

2019/04/26

 あるラグジュアリーブランドでは20~30代の販売員が上位顧客100人の販売計画リストを作成していると聞いた。「誰に何を」を提案するか明確にするわけだ。これを毎シーズン繰り返せばリストの精度は高まっていく。買い上げ...



《視点》サステイナブルの早道

2019/04/26

 サステイナブル(持続可能な)を切り口とした素材提案がテキスタイル商社やコンバーターの間に広がってきた。天然繊維をはじめ、再生ペットボトル繊維やセルロース系繊維に関心が集まっている。 日本のファッション市場は対応が...



《めてみみ》「令和」まであと6日

2019/04/25

 30年に及ぶ「平成」があと6日で終わり、新元号「令和」に変わる。若い世代には記憶がないだろうが、前回の改元は天皇崩御に伴うものだったため、その前後に「自粛ムード」が広がった。音楽やスポーツなどの娯楽イベントが中止...