コラム

《視点》対面の大切さ

2020/06/16

 オンライン会議ツールを活用した取材や会議が増えた。初めは戸惑いもあったが、徐々に慣れてきて、今では自らミーティングも主催するほどだ。通常なら長時間移動しないと会えない地方や海外に暮らす人にも容易に取材できるように...

もっとみる



《めてみみ》家ソト消費の創造

2020/06/12

 家ナカ消費が注目されている。外食や中食が自炊になり、手の込んだ料理にも挑戦するようになる。手つかずの部屋の整理をきっかけにDIYに没頭し始める。あるいは、オンライン飲み会やダイエットと健康のためのエクササイズには...



《めてみみ》セールのあり方

2020/06/11

 ルミネは夏の全館セールを休止し、7月1~31日にショップが任意で行う形式に変える。6月には実施していなかった「スペシャルプライス」表示も、今年はできるようにした。 同社は実需最盛期でのプロパー販売を強化するため、...



《視点》創造的休暇

2020/06/11

 緊急事態宣言が全都道府県に広がり、ステイホーム週間がいわれはじめた頃、SNSで〝創造的休暇〟という言葉が話題となり、記者の目にも留まった。 万有引力の法則を発見したとされる学者、アイザック・ニュートンは、生涯で成...



《めてみみ》横の道、別の道

2020/06/10

 不透明感が広がるなか、企業のトップから「選択と集中」という言葉が再び聞かれるようになった。これはオーストリアの経営学者であるピーター・ドラッカーが提唱、80年代に米ゼネラル・エレクトリックのCEO(最高経営責任者...



《視点》服地ビジネスの変化

2020/06/10

 緊急事態宣言の全国的な解除を受け、服地コンバーターの素材商談がようやく動き始めた。この数カ月間、ガーゼ素材の需要は活発だったが、市場の休業ムードで、「足もとの今夏向け現物素材の販売が止まっていた」という。今秋冬物...



《めてみみ》やっぱり行きたい

2020/06/09

 あるセレクトショップは、緊急事態宣言がまだ解除されていなかった5月中旬のタイミングで都内の路面店の営業再開に踏み切ったところ、客が殺到した。「商業施設の店舗はまだ再開していないタイミングでしたからね」。 販売員の...



《めてみみ》共存共栄を考える

2020/06/08

 コロナ禍の3月中旬、ひっそりと全面リニューアルオープンした商業施設がある。青森県弘前市駅前の「ヒロロ」(運営マイタウンひろさき)が理想形に近い館に生まれ変われたのは、従来のディベロッパーとテナントという関係を超え...



《視点》蔑視とリスペクトの間で

2020/06/08

 この光景を何度見てきたろうか。白人警官が黒人の市民をいためつける米国のニュース映像を見て、ため息が出た。キング牧師が率いた公民権運動は50~60年前のことだが、いまだに根深い黒人差別について思い知らされる。全米に...



《めてみみ》新生活に求めるもの

2020/06/05

 「今は暮らしを取り戻す段階」(エイチ・ツー・オーリテイリング)にある。5月中・下旬から多くの地域で商業施設が全館営業再開となった。百貨店で売れている商品を聞くと、化粧品のまとめ買い、ベビー・子供服、リビング用品と...