コラム

《視点》継続のその先に

2020/06/23

 最初は自分のワイシャツだけだったが、ついでついでと頼まれて、気が付けば家族全員のアイロンがけを任されるようになった。毎週日曜日の夕方、1時間ほどのルーチンだ。 生地がよれて新しいしわができたり、設定温度が熱すぎて...

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《めてみみ》地元の魅力を再発見

2020/06/22

 「皆さんは自分が住む街に愛着はありますか」。コロナ禍の外出自粛によって自分が暮らす環境を見つめ直す人も多かったのではないか。記者は生まれ育った北関東の小さな町よりも10年ほど前から住んでいる今の街に愛着がある。都...



《視点》デザインに求められるもの

2020/06/22

 大手コンビニチェーンの自社ブランドの新しいパッケージデザインが、SNS上で波紋を広げている。ベージュなど淡い無地をベースに色合いを統一し、字やイラストを小ぶりに配置する。一見するとミニマルでおしゃれだ。しかし、買...



《めてみみ》オンとオフの同期化

2020/06/19

 OMO(オンラインとオフラインの融合)の推進を打ち出す企業が増えている。特に、リアル店舗が主軸だった小売業の動きが目立つ。高まるスマートフォンの存在感に加え、新型コロナウイルス感染拡大による臨時休業で「売りたくて...



《視点》語れる力

2020/06/19

 緊急事態宣言に伴う店舗休業で動画配信に着手した企業が多い。手軽なインスタライブは店舗再開後も毎日のようにどこかのブランドディレクターやショップスタッフが配信している。 ある大手専門店のレディス業態は、各店舗でイン...



《めてみみ》営業再開後のSC

2020/06/18

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で休業していたSCの大半が営業を再開した。いくつかの施設の取材で、「営業再開を心待ちにしていた顧客が多く来店している」「なじみの店員と久々に会って話すために来店するお客も多い」など...



《視点》新しい価値観

2020/06/18

 リモートワークの継続を望む声は多い。通勤や移動時間の節約につながり、生活と仕事の両立がしやすいというメリットがある。また人が密集するオフィス、満員通勤電車など、コロナ禍以前は当たり前だった〝密〟な環境へ戻ることへ...



《めてみみ》縁の下の力持ち

2020/06/17

 滋賀県豊郷町、旧中山道沿いに伊藤忠商事や丸紅の創始者である伊藤忠兵衛氏を記念した館がある。旧邸を保存・活用し、愛用の品々、往時の商売や暮らしに関わる資料を揃える。公益財団法人が運営、企業の援助をほぼ受けずに入場無...



《視点》稼げない国

2020/06/17

 『ルポ技能実習生』(澤田晃宏著)は17年の「技能実習法」施行から19年の「特定技能」資格新設前後に焦点を当て、主にベトナム人を追いながら問題の所在を浮かび上がらせている。実習生が失踪する大きな理由は、来日前に想定...



《めてみみ》加速のきっかけ

2020/06/16

 インディテックスが全世界の店舗の13~16%に相当する1000~1200店を今後2年で閉店する。一方で、デジタル戦略を加速し、22年までに売上高に占めるEC比率を現状の14%から25%まで高めるという。 多くの店...