《めてみみ》サステイナブルだらけ?
2020/12/21
東京から地方に移住したデザイナーから「サステイナブル(持続可能)という言葉は使わない」と言われ、ハッとした。もちろん、その人はサステイナブルの理念に理解を示し、自分のブランドの服を生産する過程で出た端切れをアップ...
2020/12/21
東京から地方に移住したデザイナーから「サステイナブル(持続可能)という言葉は使わない」と言われ、ハッとした。もちろん、その人はサステイナブルの理念に理解を示し、自分のブランドの服を生産する過程で出た端切れをアップ...
都心部の百貨店、SCともに11月商戦は、下旬の落ち込みが響き減収幅が再び拡大した。駆け込み需要の反動の大きかった9月よりは減収幅は小さいものの、10月と比べると10ポイント程度下がった施設が多い。「11月最終週の...
「簡単にネットで調べていたことが、どれだけ狭く浅かったか分かりました」。服飾専門学校生に今夏、企画から携わる作品の制作活動について取材した時のこと。コンセプトを掘り下げるために、図書館に通い詰めるなどし、様々なこ...
政府は約19兆1700億円の今年度第3次補正予算案を閣議決定した。繊維・ファッション、SCを含む小売り・流通業界を所管する経済産業省分は約4兆7000億円。財務省計上分も含め、1次補正、2次補正と合わせると28兆...
混乱した日々が続き、気づけば今年が終わろうとしている。約2カ月に及ぶ臨時休業に始まり、商品の納期遅れや店舗運営の在り方など様々な対応に追われ、先行きが見えない不安と苦しい状況との闘いだった。 混沌(こんとん)とし...
日本のシルクは、明治時代から昭和前半の経済復興期にかけて日本の輸出をけん引した花形産業の一つ。往時は世界一の輸出量を誇った。日本各地に点在する近代遺産を見るにつれ、絹糸が日本の近代化に貢献したことを思う。製糸の本...
「これアリだな」「いやー、ナシでしょ」と気付く体験がある。久々の帰省のついでの小旅行で、感心したのは、宿泊ホテルの風呂だった。大浴場形態でなく、1フロアに8室の個室風呂が設けられていた。ゆったりできる期待を裏切ら...
ユニクロの「+J」が発売された日、銀座のユニクロ・トーキョーには長蛇の列ができた。並び始めた時間にもよるが、開店直後から特設売り場に入るまで3時間半かかった。行列に並ぶ客はスマートフォンを片手に時間をつぶしていた...
今年はアパレルの過剰在庫問題がマスメディアでも頻繁に報道され、レジ袋有料化もあり、一般消費者も環境問題を身近に感じる一年となったように思う。 ところが、新商業施設の内覧会で違和感を覚えた。様々なテナントを取材する...
日常は大きく変わった。都心部よりも衛星都市にある店の方が、売り上げが堅調というのも、その一つだ。テレワークの広がりや3密を避ける行動が、どちらかと言えば非日常空間である都心部への往訪を抑制しているからだ。 ある地...