《視点》危機が人を育てる
2020/05/01
僭越(せんえつ)だが、毎年この時期にある大手企業の新入社員向けセミナーの講師をさせてもらっている。入社した企業の強みや弱み、同社が属している業界の課題などを紹介し、これから仕事をするうえで参考にしてもらうのだ。 ...
2020/05/01
僭越(せんえつ)だが、毎年この時期にある大手企業の新入社員向けセミナーの講師をさせてもらっている。入社した企業の強みや弱み、同社が属している業界の課題などを紹介し、これから仕事をするうえで参考にしてもらうのだ。 ...
奈良県御所市の西、金剛山地の裾野に名柄という集落がある。往時は東西南北の街道が交わる要衝として栄えた。今は時が止まったような街並みが残る。近年は、その静かさが逆に評価されてか、近隣の古社と合わせて街歩きする人が増...
ネットとスマートフォンの普及に伴い、現代の消費者は豊富な情報を使い、賢く買い物するようになった。そういう分析を取材先で聞くことがここ数年増えていた。だが、昨今の状況を見ていると、必ずしもそうではないように思う。 ...
世界はこれからどうなるのだろう。3月はまだ、マスクやトイレットペーパーをわれ先に買いだめするような人が自分の周りにいなくて良かったぐらいの視野だった。こういう時、人間がよく見える、自分も含めて。今は世界の国の指導...
「ふるさと納税」の返礼品としてオーダーメイドスーツが売れていると聞いて驚いた。茨城県龍ケ崎市の郊外にオーダースーツ店を構える「メンズヨシワラ」では2月の売り上げが1000万円を超えるなど例年以上の伸びとなったとい...
新型コロナの感染拡大がテキスタイル製造卸各社の業績にも影を落としている。国内見本市や個別展示会の相次ぐ開催見送り、出張禁止や在宅勤務の拡大などで商談機会が制約を受け、2月以降売り上げを直撃している。「この時期にあ...
7都府県に緊急事態が宣言された後、SCや百貨店のエントランスから館内をのぞくと、商品が手つかずのままの店が多かった。急な休業のため、とりあえず置いておくという判断だったのだろう。あるSCに聞くと、ECに強く、ほぼ...
「紙で仕事をしたい人はまだいっぱいいる」とは、あるアパレルメーカー社長。コロナ禍の最中で「テレワークに切り替えろ」と各事業会社に指示した際に、デジタル事業と相性の良い事業会社は、若い社員の構成比が高いこともあり、...
政府は新型コロナウイルスに対する緊急経済対策で、4月7日に閣議決定した20年度補正予算案を組み替え、減収世帯への30万円給付に代わって国民1人当たり10万円の一律給付を決めた。閣議決定した補正予算を組み替えたのは...
7都府県を対象に出された政府の緊急事態宣言に愛知県が入っていなかったことから浮上した「名古屋飛ばし」に懐かしい思いが湧いた。小売り分野を担当していたころ、有力なテナントが東京や大阪に次いで福岡や広島に先に出店した...