連載

《アジア化繊産業の現在地①》中国㊤ 生産増も設備投資は鈍化

2024/06/06

 第14回アジア化繊産業会議が5月、韓国・ソウルで開かれた。9カ国・地域の化繊産業の現状や課題、サステイナビリティー対応の進捗(しんちょく)などの報告から、アジア化繊産業の現在地を読み解く。【関連記事】第14回アジ...

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《ファッションリユースの現在地③》66兆円をつかめ㊦ 潜在顧客との接点作りを急ぐ

2024/06/05

 「ラグタグ」を運営するティンパンアレイ(東京)は昨年11月、富裕層が住む東京・湾岸エリアのタワーマンションで買い取りイベントを実施した。最初は様子見だった住人も、他の住人の利用を見て安心したのか不用品を家に取りに...



《「商社は激務」を変える㊦》福利厚生の充実で健康経営、やる気の向上へ

2024/06/05

 福利厚生を充実させることは、社員の士気向上、人材の確保と定着、生産性向上、社会的評価など多くのメリットがある。企業の成長と社員の幸福度を向上させる重要な取り組みだ。女性の活躍推進、男性の育休取得推進なども加速する...



事業承継と世界旅行① 面倒くさいこと、やったもん勝ち

2024/06/04

 会津木綿工場「はらっぱ」の山崎ナナと申します。今、ニューヨーク(NY)に住みながら、リモートで創立120年の工場を運営しています。「リモートで働く」のもコロナ禍を経て一般に認識されるようになりましたが、事業承継時...



《ファッションリユースの現在地②》66兆円をつかめ㊤ 出店攻勢で買い負けない

2024/06/04

 5月のある日曜日。名古屋市内の商業施設の期間限定スペースには、ブランドバッグなどを持ち込む女性や夫婦の姿があった。壁には「高価買取」の文字が踊る。23年のメルカリの調査によれば、日本人の家庭に眠る不用品の総額は6...



《「商社は激務」を変える㊤》長時間労働の是正は業界全体の課題

2024/06/04

 商社が様々な働き方改革を進めている。商社は「高待遇でグローバルに活躍できる」というイメージがある一方で、「激務」「長時間労働で体力勝負」などの先入観を持たれているのも事実だ。そうした既成概念から脱却するためにも、...



【軌跡】《産官学で人材育成 日本ファッション教育振興協会㊦》 橋渡し役の活動に力

2024/06/03

【関連記事】【軌跡】《産官学で人材育成 日本ファッション教育振興協会㊥》新たな4検定軸に事業を拡大コンクールも実施 日本でのファッション教育の知識と技術の向上を目的に、55年前に創設された、日本ファッション教育振興...



《ファッションリユースの現在地①》〝3割の壁〟に挑む 買い取り競争が激化

2024/06/03

 リユース市場が右肩上がりで成長を続けている。09年から市場規模を推計しているリユース経済新聞によると、30年には4兆円に達するという。主力のファッション関連商品の売り買いも盛んで、上場大手の前期業績は多くが過去最...



《素材メーカー、商社の決算分析⑦》繊維専門・素材メーカー系商社繊維部門 収益改善策実り利益伸ばす

2024/05/31

 繊維専門・素材メーカー系商社繊維部門の24年3月期連結決算は、利益の伸びが目立った。為替の大幅変動など調達コストや人件費の上昇などコストアップ要因が重なる中でも進めてきた収益改善策が実っている。【関連記事】《素材...



《素材メーカー、商社の決算分析⑥》大手・総合商社繊維部門  OEM・ODM復調鮮明に

2024/05/29

 23年度の大手・総合商社の業績は、国内市場に向けたアパレル製品の増産が進み、OEM・ODM(相手先ブランドによる設計・生産)事業の復調が目立った。国内外の先行きに不透明感が深まるなか、多様で柔軟なサプライチェーン...