《SCビジネスフェア2024有料セミナーから①》「リアルSCを救う」㊤　販売員の活躍が実店舗への送客に

スタイリング投稿アプリ「スタッフスタート」の成果などを報告した

　SC業界最大のビジネスイベント「第48回日本ショッピングセンター全国大会」（主催・日本ショッピングセンター協会）が1月24～26日、パシフィコ横浜で開かれた。「SCビジネスフェア2024」では、人手不足対策やデジタル技術の活用、地域共生など業界の課題をテーマにしたセミナーが行われ、多くの業界関係者が参加した。1月24日に行われた有料セミナー4企画の骨子を紹介する。

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　SCのリアルな場としての価値を高めるために、接客力向上とオンラインの活用が重要になっている。有料セミナーではスタイリング投稿アプリ「スタッフスタート」事業を広げている小野里寧晃バニッシュ・スタンダード代表取締役CEO（最高経営責任者）が、飯嶋薫R・B・K代表取締役と「SCの未来を語る～リアルSCを救うのは誰か」をテーマに対談した。

　飯嶋　バニッシュ・スタンダードは小売りのDX（デジタルトランスフォーメーション）推進や販売員の社会的地位向上に取り組んでいる。サービスの認知はテナント側に広がっているが、施設側にも面白いヒントがあるのでは。