記者の目

【記者の目】メンズ業界の海外戦略 現状と今後を考える

2023/03/06

 メンズ業界では規模の大小やジャンルに関係なく、海外販路開拓が進んでいる。以前から継続して欧州の展示会に出展してきた新興ブランドの中には、海外比率が高いところも目立つ。日本の物作りの企業が連携して世界を目指す動きも...

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【記者の目】デザイナーブランドに広がるDtoC 直接伝えて新たな価値生む

2023/02/27

 DtoC(メーカー直販)ブランドが増えるなか、力のあるデザイナーブランドも本領を発揮している。コロナ下に広がった動きが、新しい形として定着し始めた。デザイナー自身が直接、商品について説明するため、哲学やスタイルが...



【記者の目】店をバージョンアップする大手スポーツ専門店 改めて出店拡大も

2023/02/20

 スポーツ専門店チェーンは新業態の開発、既存店の活性化に力を入れている。コロナ禍以降、EC化が進展したが、主力の店舗販売についてもバージョンアップを図っている。コロナ禍が長引き、建設コストの上昇もあり、近年の新規出...



【記者の目】布製ランドセルが定着するには 通年販売で買い替えにも対応

2023/02/13

 ランドセルの中身が重量化し、社会問題になっている。これを受けて1キログラム未満の布製ランドセルの開発が相次ぎ、有名ブランドも参入して盛り上がりを見せている。布製ランドセルが選択肢の一つとして定着するにはどうすべき...



【記者の目】コロナ禍から3年、見えたSCの役割 来館価値追求へテナントとの連携不可欠

2023/02/06

 コロナ禍が広がり約3年。テレワークが浸透し、オンラインでのコミュニケーションやECが広がる中で、SCに求められる機能と役割が一層明確になった。大都市中心部のSCではファッションを中心に、より高感度で独自性のあるM...



【記者の目】メタバースの日常的な普及のために ターゲットごとの体験の設計が要

2023/01/30

 メタバース(インターネット上のバーチャル空間)がバズワードになり、昨年は3D・CGで構成されたVR空間上の取り組みがファッションビジネスでも一挙に加速した。しかし、イベントなどの一時的な活用にとどまり、本来メタバ...



【記者の目】縮む国内市場で生き残るには 残存者利益より先行者利益

2023/01/23

 コロナ禍でアパレル、ファッション産業は大きな痛手を受けた。約30年間にわたって個人年収が上がっていない特殊な国になっていることはあるにせよ、国内は人口減少がさらに進んで厳しさは増す。一方で中小企業であっても今は海...



【記者の目】バッグに求める基準が変化 今春夏は実用的な使い心地が鍵

2023/01/16

 ここ数年、バッグのトレンドをけん引しているミニバッグ。アクセサリー感覚で楽に持てると人気を集め、ミニバッグに貴重品を、トートバッグにその他の必需品を入れて持ち歩く2個持ちスタイルもすっかり定着した。しかし、ミニバ...



【記者の目】服飾雑貨メーカーのオリジナル強化 ニーズに応え、新規販路や顧客開拓

2023/01/09

 百貨店を主販路とする服飾雑貨メーカーがオリジナルブランドの強化を推し進めている。百貨店ではアイテム集積や平場でライセンスブランドを展開し、ブランドのファンやギフト需要に強い。商戦はコロナ禍による外出自粛などで苦戦...



【記者の目】百貨店衣料品フロアの活性化策 新プレイヤー、新カテゴリーで

2022/12/12

 長年、縮小を続けている百貨店の衣料品売上高。コロナ禍が追い打ちをかけ、衣料品ブランドの大量閉店もあった。衣料品の展開面積は縮小傾向にあり、代わりに大型雑貨専門店などのテナント導入の動きも絶えない。ただ、件数は少な...