【記者の目】専門店のMD改革、シーズンレス化だけでは不十分 問われる暑い秋と寒い春の戦い方
2025/03/24
例年より気温が高かった24年10月は秋物が売れず、既存店売上高が落ち込んだ専門店が目立った。25年も2月は低気温で春物実需の活性化が遅れた。体感気温にそぐわない品揃えで端境期の売り上げを伸ばすことは難しい。猛暑や...
2025/03/24
例年より気温が高かった24年10月は秋物が売れず、既存店売上高が落ち込んだ専門店が目立った。25年も2月は低気温で春物実需の活性化が遅れた。体感気温にそぐわない品揃えで端境期の売り上げを伸ばすことは難しい。猛暑や...
世界で開催される素材見本市が活況を呈している。コロナ下で国を越えた移動が制限され、一度は縮小したが、この2年ほどで復調し、会場はにぎわいを取り戻した。昨年から今年にかけて開かれた主な見本市は、出展者数、来場者数と...
国内スポーツメーカーはDtoC(消費者直販)戦略を加速している。自社ECを拡大し、直営店の充実にも余念がない。国内のスポーツ用品市場はコロナ禍後、順調に回復してきており、旺盛なインバウンド需要も販売を底上げしてい...
老朽化や商環境の変化で、刷新が求められる商業施設が増えている。業態転換などが広がっているが、建て替えは新施設開発が建築費の高騰で難しくなっているのと同様に投資と回収の課題が重くなっている。それでも可能なのは人口な...
繊研新聞社は10代前半~20代後半を対象に、環境問題に対する意識やファッション消費についてのアンケート調査を行った。普段からSNSやネットを通じてたくさんの情報に触れている若者は、何を基準に服を選んでいるのか。情...
動物福祉への関心が高まる中、厳しい目にさらされるようになったウールや獣毛などの動物繊維。動物愛護団体PETAが配信した、獣毛繊維の生産における動物虐待を告発する動画は、モヘヤやアルパカ、アンゴララビットヘアなどの...
レディス財布市場で、〝開運日〟需要のブームがコロナ期間に加速した。複数の吉日が重なる開運日の前後に財布の売り上げが伸びる傾向が見られた。しかし、コロナ禍が終息し、ブームにかげりが見えている。キャッシュレス化などで...
卸売り事業はアパレルもファッショングッズもオールドビジネスの代表とされ、総体として厳しい。コロナ下でECシフトが加速し、様々なコスト増もあり、環境はさらに厳しくなっている。こぢんまりと利益重視でという手法はあるが...
ファッションと飲食の協業が増えている。SNSで、おいしくて〝映える〟飲食店が注目され、若者を中心にライフスタイル全般をファッションとみる感覚が一般的化した。そうした中、ファッション業界各社は、人気の飲食店との協業...
23年秋ごろから総合アパレルメーカー各社が販売を始めたレディスの高感度な高価格帯ブランドが、着実に認知を広げている。これまで以上にデザイナーやディレクターの感性を重視したブランド作りに挑んでいる。販売戦略では大量...