若手デザイナーによる新興ブランドを育成し、成長のチャンスを与える場がファッション業界では少な過ぎると感じる。そうした中、昨年に創立20周年を迎えた東京都台東区の「台東デザイナーズビレッジ」(デザビレ)など、ファッションに特化した創業支援が目的の施設は希少な存在であり、次世代を担う若手デザイナーが活躍し、業界全体を活性化するためにも、その重要性は増している。
指導方法も変化
デザビレは、洋服やジュエリー、雑貨などのクリエイター育成が目的のインキュベーション施設。廃校になった小学校校舎を活用し、行政とも連携しているため、格安でアトリエが持て、ブランディングやビジネスに役立つ指導を受けられ、補助金などの情報共有もしやすい。
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