コラム

《視点》心を引き込む

2024/10/30

 「商品1点1点ではなくカテゴリーを横断して〝世界観〟を感じて頂くことが大事」というクラシコム。「世界観への共感」が、同社のサイトが提案する暮らしに引かれるファンを増やしている。 共感や感動に注目してビジネスを広げ...

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《めてみみ》H&Mの「アファウンド」撤退を考える

2024/10/29

 H&MがオフプライスのECモール事業「アファウンド」を今秋で終了すると発表した。自社だけでなく他社のブランドも含めた余剰在庫をオフプライスで販売する業態として18年にスタートした。 当時、売れ残った服の廃...



《視点》ランドセルの色

2024/10/29

 私が小学生だった頃、女の子のランドセルといえば、赤かピンクだった。でも私は黒のランドセルが欲しかった。性自認が男だったからというわけではなく、単純に可愛いからだ。とはいえ当時は黒といえば男の子のランドセル。店頭で...



《めてみみ》人のつながりが価値を生む

2024/10/28

 「いろんな縁で人はつながっている」と実感する出来事があった。本紙10月11日付6面に掲載した企画「高まるクラシックスーツ熱」についてのこと。そこで取り上げた昭和スタイルの「富士東洋理髪店」理容師の阿部高大さんが、...



《めてみみ》嗜好のボーダーレス化

2024/10/25

 インバウンドの伸びが続いている。日本政府観光局によると、1~9月の訪日外客数は2680万人超で、23年年間の約2500万人を既に上回った。為替や旅行費用の高騰で勢いがやや薄れているとの指摘もあるが、8カ月連続で同...



《視点》ロープレとリアル

2024/10/25

 SCのショップスタッフの接客ロールプレイングコンテストを審査して感じたことがある。全体として、商品説明力を中心にスタッフのレベルが高くなっていることに加え、型にはまったマニュアル通りの接客が減り、自然体で接客する...



《めてみみ》人気のハーレーTシャツ

2024/10/24

 ファッション専門学校に通う20歳前後の男性が今着たいロゴTシャツは、「ハーレーダビッドソン」だそうだ。街行く若者に目を向けると、確かによく着ている。昔はマッチョな男性やバイカーが好んでいたように記憶しているが、今...



《視点》旧態依然

2024/10/24

 昭和型の社会保障や税の仕組みが「働き控え」を招いている。「働かなくていいなら楽じゃないか」と思うかもしれないが、仕事量は変わらない。家族の扶養内で働くパート従業員の友人は、担当する仕事が終わらないため、家に持ち帰...



《私のビジネス日記帳》友情は政治、経済を超える GSIクレオス社長 吉永直明

2024/10/23

 今の私を語る上で3回に及ぶ米国駐在を避けて通ることはできません。最初の駐在は米国社の財務を管理するトレジャラー(財務管理責任者)としての86~94年、次が米国社社長としての02~10年、そして最後が常務取締役兼欧...



《めてみみ》霜降の日

2024/10/23

 きょう23日は「霜降」。一年を24等分し季節の変わり目を表す二十四節気の一つで、文字通り霜が降り始め秋が深まっていく時期を示す。霜降の次は11月7日の立冬。店頭は冬物であふれ、衣替えなど冬支度を始める時期だ。季節...