コラム

《めてみみ》親日国ポーランド

2025/10/08

 ポーランドの古都、クラクフの旧市街広場に立つ織物会館。長さ100メートルを超えるゴシック様式の建物で、起源は13世紀にさかのぼる。その名の通り、織物や衣料の東西交易の拠点として栄えた。今は、雑貨や土産物店が並ぶマ...

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《視点》万博をきっかけに

2025/10/08

 大阪・関西万博の閉幕まであと1週間ほどとなった。以前訪れた6月ごろと比べて、来場者がかなり増えている。9月下旬、万博の取材に向かうために乗った大阪メトロ中央線は、身動きがとりづらいほどの満員電車だった。東ゲートの...



《めてみみ》進む選別購買傾向

2025/10/07

 10月初旬のある日、都内のセレクトショップで定点観測取材をしていると、開店直後に続々と客が入店してきた。話す言葉からほぼ全員が中華圏からの旅行客とわかる。取材日が中国で人気のあるアウトドアブランドの別注商品の入荷...



《めてみみ》縫製技術を学ぶ場

2025/10/06

 国内の縫製工場を取材する機会が多い。中小規模の工場経営者からは「人材確保・育成が難しい」という声を以前からよく聞く。地方は人口減・少子高齢化が急速に進んでおり、地元高校を卒業した若い世代などの新卒採用をあきらめ、...



《めてみみ》レジャー需要への対応

2025/10/03

 日中の気温も少し下がり始め、猛暑日が続いた〝夏〟と比べると格段に過ごしやすくなった。公園や施設の屋上でくつろぐ人も増えてきた。なるべく外出を控えていた人のお出掛け需要も高まるだろう。 日本生産性本部がまとめた「レ...



《めてみみ》売れるものを作らない

2025/10/02

 欧州は26年春夏ファッションウィーク真っただ中。物作りの都市ミラノでは、クラフトマンシップを強調するコレクションが引き続き目立った。手工芸の技や丁寧な仕事で、付加価値をつける。ミラノが得意とする表現だ。【関連記事...



《視点》風向き

2025/10/02

 7月に「ティファニー」、9月に「カルティエ」と銀座にアジア最大規模の大型店がオープンした。ともに同エリアには路面を含め複数店があり、銀座のドミナント戦略が進んでいる。一方、「ブルガリ」や「ヴァンクリーフ&アーペル...



《私のビジネス日記帳》キッコーマンのブランド力 島田商事代表取締役社長 島田晋宏

2025/10/01

 84年4月、私は、社会人1年目をキッコーマンでスタートさせました。 マーケティング部に3年半在籍し、役員会議の資料作成や製品カタログ作りを担当した後、大阪支店の量販課というスーパーマーケットを顧客とする営業部署に...



《めてみみ》トップの味方

2025/10/01

 千葉県鎌ケ谷市前市長の清水聖士氏が書いた『市長たじたじ日記』が面白い。大手商社、外務省を経て02年、前市長逮捕により行われた市長選挙に落下傘候補として出馬し、わずか数百票差の激戦を制して市長に就任。以来、5期19...



《視点》集中する合同展開催

2025/10/01

 生活関連の消費財見本市では東京インターナショナルギフト・ショーの存在感が一段と大きくなっている。BtoB(企業間取引)展では国内最大規模だ。9月展で100回目を迎えた。コロナ禍の時期を除くと安定して伸ばしてきた。...