コラム

《視点》まずは足を運ぶこと

2025/07/18

 ハイキング用品関連の取材を強化していることもあって、最近山歩きに凝っている。 ザックやシューズなどを買い揃えて、毎週末、東京近郊の山や渓谷に出かけているのだが、携帯電話の電波も通じない自然の中を歩いていると、心が...

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《めてみみ》逆風の中での戦略は

2025/07/17

 令和の米騒動や物価高で割を食っているのは、外食産業とアパレル・シューズ関連、旅行業界だ。日銀が3月に実施した「生活意識に関するアンケート調査」によると、1年前と比べて支出を増やしたトップ2は食料品と日用品(洗剤、...



《視点》子供を見守りながら

2025/07/17

 美容院の施術中など、ちょっとした時間を狙った広告宣伝の需要は高い。近年は、トイレで用を足す短い間にさえ、広告が入り込んでくる。 そんななか、子育て世代に向けた面白い取り組みを知った。イオンファンタジーが、磁気治療...



《私のビジネス日記帳》ワクワクの原点 マーキーズ代表取締役 廣畑正行

2025/07/16

 子供服のビジネスを始めたきっかけは、個人的なものでした。自分の子供に着せたいと思える服がどこを探してもなかったのです。特にアメリカンカジュアルなテイストの子供服は当時の国内市場にはほとんど存在しておらず、「それな...



《めてみみ》「オニツカタイガー」復活に学ぶトップダウン

2025/07/16

 「トップダウン」と聞くとワンマン社長が周囲の意見も聞かず独断で物事を決めてしまうネガティブなイメージがあるが、それが決して悪いとも限らない。急成長を続け、25年12月期に売上高1200億円を見込むアシックス「オニ...



《視点》手作りの広がり

2025/07/16

 大阪府岸和田市で行われてきた南大阪コレクションが16年の歴史を終えた。「ファッションショーって楽しいよね」といった身内話からカフェでの開催に始まり、近年は市が後援するほどまでになり地元イベントとして親しまれてきた...



《めてみみ》ラグジュアリー撤退が相次ぐ地方百貨店

2025/07/15

 地方百貨店でここ1、2年、ラグジュアリーブランドの撤退が相次いでいる。コロナ禍の沈静化とともに売り上げの伸びが鈍化し、撤退や条件の見直しが目立つ。集客の目玉が消えダメージを受けた地方店は多い。都心店はインバウンド...



《視点》外国人の年金

2025/07/15

 縫製工場の経営者と話していた時に、外国人を取り巻く年金制度の矛盾について聞いたことがある。 外国人も公的年金に加入する義務がある。年金を受給するための資格期間は10年。しかし、技能実習生は1号から3号までトータル...



《めてみみ》26年春夏コレクションに見る新しいスタイル

2025/07/11

 26年春夏欧州メンズファッションウィークで、アイテムの使い方に変化が起こっている。見慣れた服も異なる使い方をすると新しいスタイルを作ることができる。 例えば、春夏はテーラードジャケットをパンツにたくし込んでシャツ...



《視点》技術≠価値

2025/07/11

 セールスドライバーの熱中症対策に取り組むヤマト運輸が、猛暑リスクを可視化するミツフジのウェアラブル製品を導入した。この背景を聞いて、ウェアラブル技術を活用した体調モニタリングのサービスがようやく社会に普及するフェ...