コラム

《めてみみ》時代に流されず

2018/02/22

 劇作家や演出家、テレビのパーソナリティーなど多彩な活躍を見せる鴻上尚史氏。昨年末、『不死身の特攻兵』というノンフィクションを出版した。テレビ画面での軽妙なトークとは異なり、重く読み応えのある内容で、今も増刷を重ね...

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《視点》使命と自信

2018/02/22

 大ヒット商品を生んだメーカーの経営者にその要因をたずねるうちに、企画のいきさつから、経営姿勢に話が移った。彼は言う。「メーカーの使命は、急なバイイングに応えられる準備をすること」。聞けば、ほとんどの商品は受注の何...



《視点》VR体験

2018/02/21

 ファッションとITの融合に関心が集まる昨今。繊研新聞社でもサイキックVRラボさんの協力を得て、VR(仮想現実)体験会を開催した。記者は大阪会場に参加したのだが、皆一様に「おぉ」と声を上げて驚いていた。 衣服のバー...



《めてみみ》棚の編集力

2018/02/21

 「ECサイトのリコメンド情報にはない機能がリアル店にはある」と老舗書店、有隣堂の松信裕社長。ECサイトで欲しい商品を閲覧したり、購入したりすると、そのユーザーや同様の商品を購入した客のデータをもとに、「この商品を...



《視点》時代の変化

2018/02/20

 先日、髪を切ってもらいながら美容師さんと話をしていると、「実は、今度10年ぶりくらいで、社員旅行に行くんです」と言う。そんなに久しぶりになぜ企画したのかと尋ねると「就活の学生向けに、福利厚生面での充実をアピールし...



《めてみみ》数%のために

2018/02/20

 ユナイテッドアローズが毎年実施しているロールプレイング大会で今年、面白い試みがあった。全国から選抜された販売員の代表が客役の役者相手に接客するのだが、今回はどの客も結果的に買わずに店を出て行く設定にした。 仕事の...



《めてみみ》若者の車離れ?

2018/02/19

 「若者の車離れ」というニュースをよく聞くようになって久しいが、実家に帰省するたびに「本当か」と疑問に思う。田舎では通勤も買い物もレジャーも車がなければ何も始まらない。一家に1台というより一人1台くらいはありそうだ...



《めてみみ》語れる商品

2018/02/16

 「質が高いモノは最後まで売れる」。そう確信するのは、ある婦人服メーカーのトップ。糸、生地、工場まで厳選したコートやニットが、セール終盤も売れ続けている。値下げしても、NBなどの正価商品より高い。前シーズンより生産...



《めてみみ》注目の「中国商城」

2018/02/15

 中国が推進する「一帯一路」に関する報道が増えてきた。かつてのシルクロードをイメージした巨大経済圏を作り上げようとする一大プロジェクトだ。一帯は中国内陸部から中央アジア、欧州へ向かう陸路、一路は沿岸部から東南アジア...



《視点》いっそ固定家賃に

2018/02/15

 「アパレルのテナントはいっそ固定家賃にした方がいい」とは、あるSCの運営責任者。 アパレルテナント各社がECの取り組みを強めている。それがうまくいっても、実店舗は見せるだけの場所になるから売り上げが取れない。そう...